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Space Shop! ~売られた地球を買い戻せ!~  作者: こっこ
第二章 あなたに惑星(ほし)の押し売りを
39/86

Episode:39

「ありがとうございました……」

「いえいえ、こちらこそ。

 なにしろ移住先を見つけていただいたのです、あなたはネメイエスの恩人ですよ」


 向こうも少しほっとしたのか、聞こえてくる声に、面白がるような雰囲気が混ざる。


「何より、あなたに感心しました。

 異星の政府相手に渡り合う度胸。状況を最大限に利用する機転。なかなか大したものです」

「え……」


 それがほめ言葉だと気づいて、なぜかエルヴィラは恥ずかしくなった。


「その、あたし夢中で……」

 相手側が笑い出す。


「なるほど、弱い立場ゆえの強さですか。羨ましい」

「そんな、たいしたものじゃないです」


 言いながらエルヴィラは思う。こういう異星人と組めたなら、地球の将来も少しは上向くだろうと。

 ネメイエス側が満足気に付け加えた。


「あなたへの報酬としての、第四惑星への着陸権と調査権は、既に許可を出してありますよ。いつでもどうぞ」

「ありがとうございます! それとまた何かあったら、よろしくお願いします!」

「ええ、こちらこそ。ではまた」


 その言葉を最後に、通信は終わった。


第二章がここで終了になるのを、うっかり忘れていました。なので追加アップです(汗)

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