第一話女顔?俺みたいな凡人にそんな要素は無いさ!
遅れましてすみません
プロローグ投稿してすぐ忙しくなりまして…(滝汗)
これからも早く無い投稿をしますが頑張って早く投稿をしたいです!
…意味判りませんね。
長いですがどうか最後までお付き合い下さい
m(_ _)m
逆海老君(タイヨー君)とドSちゃん(葉月様)と他人になったお蔭で、葉月様の餌食になる事も、先生の雷(お叱り)を食らう事も無く無事教室に着いた。
チャイム着席成功!(真面目)
松◯聖子!(←?)
…どうやら成功と聖子を掛けているようだ。
誰だ?そんな分かり辛い上に笑えない寒冷親父ギャグ言った奴。
…俺だよっチクショウ。(泣)
と、言うわけで気付けば昼休みになっていた。………え?何で⁇いつの間に???
教室を見渡すと逆海老君、じゃなくてタイヨーが普通に座っていた。(いつもの事ながら回復力半端ないな)
…しかも女子に囲まれて。
あいつアホで変態なお調子者の癖に人気あるんだよな。今もなんかハーレム状態だし。
…………なんだよ。世の中顔か⁉顔なのか!!?あいつの顔を見るも無惨な状態にすれば良いのかぁ!!!!??(やさぐれ)
と、そういや朝の分もあったな………と、再び拳を作った俺に、
女子が近づいて来た。
………………「お、良かったじゃん」とか思ったそこのアナタ‼
思って無くてもそこのアナタ!!!!
これから起こることをよく見ていて下さい。
「やっほーコーちん♪」
コーちんは俺のあだ名の進化形である。最早やすひろの原形を一欠片もとどめていない。
「席良い?」
「よいしょ〜」
良い?と訊きながらも俺の返事も聞かずに慣れた様子で座る三人娘。
「駄目だ、って言っても座るんだろうな…」
はあ、と溜息を吐きつつ三人を見る。
「ねぇ!私昨日新しいピン買ったんだよー!」
三人の中で一番明るい(うるさい)所謂、リーダー格のイツミが話し出した。
ふむ、確かに今迄付けてなかったやつだ。
「あ、良いじゃん」
因みにコレはリナ。
「わぁ〜似合うよ〜」
コレはマユカだ。
リナはサッパリ系、マユカはほんわか(?)系。全く違う雰囲気を持っている。
しかし三人共強引である事に変わりは無い。
と、気付けば、俺に三人の視線が集中していた。目が「テメェもなんか言えよゴルァ」と言っている。(誇張し過ぎたテヘペロ☆せいぜい「なんか感想無いの」だろう)
「んー…。可愛いけど前の青いやつのが良かったかもしれない。」
取り敢えず正直に言った。ん?可愛いという言葉に抵抗は無いのかって?
もーどーでもいーよそんなん…(遠い目)
「そっかー…」一瞬しょぼんとするイツミ。しかしすぐ復活。
「よし!じゃあ勝負時にはブルーので、通常時はコレで!」
勝負って…喧嘩でもすんのか?
「コーちんってそういうのハッキリ言うからいいよね。」
感心したように言うリカ。まあ女子同士だとひたすら褒め合うからな。………ほめあい…ホメアイ…ギャグ言おうとしたが何も思い付かなかった。
「そ〜そ〜普通の女の子にはできないもんねぇ〜」
ほわわんと言うマユカ。まあ俺は男だからな。笑い合う女子達を眺めつつ、心の中でコメントしながらギャグを考える。ホメあい… ほめアイ…
ポメラニアン!
違うな…
「てかさーコーちんて超肌キレイくない?」
文法おかしく無いかイツミ。
「あ、わかる。ニキビとか無さそう。」
リカが俺を凝視する。あ、穴、空きそう。
「ね〜ちょっとだけ触らせて〜」
マユカが楽しそうに言う。でもなんか纏うオーラが怖い。ポ…ポメラニアン…じゃなくて、な、なんだっけ?
「二、ニキビなら別にあるぞ?」
ホラ、と言って額を見せる。何か今無理にでも触られそうだった…危ない危ない
…あーどうしようギャグ考えようとしてたもとの言葉忘れた。ポメラニアンってどっから出て来たんだっけ?
じーーーーーーー。
三人の視線ビームが痛い。
く、くそ。俺にはバリアー機能が無いのに!
溶ける。溶けてしまうぅぅ!
「…キレイだね。」
「肌、白っ!」
「キメ細か〜い…」
恨めしげな目で見てくる、が、次の瞬間。
「ねぇさわらしてっ!」
「ねぇねぇっ」
「ねぇねぇねぇねぇっ」
キャピキャピとはしゃぐ三人。
ギャグなど考えて現実逃避など試みたが、残念ながら何の言葉から親父ギャグを繰り出そうとしたのかを忘れてしまったためその手は使えなくなってしまった。
…さて。ダラダラと俺達の会話をお送りしたが、そろそろ皆さんにもお分かりだろうか。
先程から展開されるこの会話。
『ガールズトーク』なのだ。
「え、なんで『ガールズ』なのにお前(男)が混じってんの?」と、思った方、
知るかそんなん!こっちが訊きたいわ!
なんか勝手に集まって来て新しい小物とかキャピキャピ話して帰って行くんだよ!何しに来てんだ!
しかもこいつら、俺が『女子』か『それに属する者(深くは訊くな…)』だという事を前提にして話しかけてくるのだ。
泣くよ?号泣よ?
しかし、俺がこの時間を素直に喜べない理由はこれだけでは無い。
視線が。
飢えた男子のむっさ苦しい視線が絡みついてくるのだ。(このクラスは、タイヨーの取り巻きといいあの男子といい何故こうも肉食系が多いのだろうか。タイヨーの取り巻きに関しては特に不思議だ。)
もう嫌だあ!
そうゆうの(嫉妬)はタイヨーにやれよー!!!!
…あ、やってんのか。ならよし。
って良くねえぇぇえぇ!!!!!!!!!
ガールズトークよ?俺を含めた上でのガールズトークよ?嬉しいか?混ざりたいか?いや否だ!しかも今みたいな話題ならまだしも悪口大会始まった時にはもうどうすれば良いのかわかんなかったよ!!!!??(ガタガタ……ジョシッテコワイ。)
むしろ思春期真っ只中の俺の心はズタズタのズタボロのずんだ餅(←?)よ!!!!!??
と、いつもならここら辺でタイヨーが女子ハーレムから逃げ出して(あいつは好きな人に一途だからあぁゆうやつは嫌らしい。贅沢だ。まああのハーレムはそれ以前にガツガツし過ぎて俺でも怖いと思う位だが…)
俺をこの地獄から救い出してくれるのだが、
今日は違った。
カッ、カツ、カッ、カツ…
ヒールの音が聴こえる気がするのだが、不思議だ。校内では全員上履きなのに。
さらりと艶のある黒髪を靡かせ、ハイヒールの幻聴を響かせる位に上品かつ色気を含んだ「お前本当に中学生か⁉」な人が近づいて来た。
えー、お分かりにならない人が殆どだろうと思うので、名前出します。葉月様です。
…なんかオーラが半端ないっス姐さん!
いつもより色気が増しているのは気の所為でしょうか。クラスメイトの皆さんが男女問わず見惚れていらっしゃいます。
………俺の方へ向かっていると気付いたむさ苦しい男子、略してムサ男達が俺へ呪いのコトバを吐かれていらっしゃいます。日本語おかしいのは御愛嬌と言う事でお願いします。
…………ってかわざとだろおぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…びっくりマーク多過ぎて気持ち悪いな
まあと言うわけで(作者省略し過ぎなのかしなさ過ぎなのかわけ分からんな)
葉月様とタイヨーと俺の三人での弁当となりますた。
あの姦し娘達からは無事逃れられますた。
でもなんか葉月様がお怒りなすっています。
普通に怖いです。
「…」
「…」
「…」
無・言!
何だよぅ嫌がらせかよぅ沈黙重いよぅ
てかアレだろ!絶対朝何かやっただろタイヨー!朝までは普通だったぞ葉月様!
とタイヨーに抗議の視線を送る。
なんかヘラヘラして居たので取り敢えず殴った。よし、朝とさっきの雪辱は晴らせた。
と、もんどりを打って痛がる(凄いな!)タイヨーを眺めていたら後ろから殺気を感じました。
もしやさっきの雪辱を晴らしたせいか!?
…あ、もうギャグに関してはスルーしてくれて結構です。
とにかく、俺は背中にビシバシくる殺気に振り返れないまま一応訊ねてみた。
「あの、ハヅキサマ?」
「片仮名は辞めなさいと言ったわよね?」
「すみませんでしたあああああ!!!」
慌てて振り返って土下座をする。
か、顔が上げられませんです!
「その変態を**すのは私よ?手を出さないでくれるかしら?」
伏字を入れなければいけない発言をするのは辞めて下さいいい!!!
絶対零度の微笑みを浮かべる葉月様にガタガタと震えて居ると、
どうやら復活したらしいタイヨーが後ろから喋りだした。
「えー?はづきちゃんまだ朝のことおこってんのー?」
うわあああ!!!!火に油あああ!!!!
朝逆海老食らったばっかりなのに何でそんな余裕なんだタイヨー!あ、変態だからか。
そうだよな。変態でも無い限り逆海老食らって尚、葉月様に何か出来るわけ無いよな。
因みに、タイヨーは普段は只の阿呆なお調子者でなんか顔だけ良いやつだが、葉月様と関わるとその性格に〝変態〟が加わります。
つまりは(?)一途に想って居る好きな人とは葉月様のことです。そのくせ葉月様の逆鱗にいつもベタベタ触るのはコイツです。
世の中はまったく不思議ですね。あはははは
何かもう葉月様のオーラが人外レベルになってますね。…なんで俺敬語なんだろう。
今は朝のように逃げられそうも無いし、地獄絵図も見たく無いし巻き込まれるなんて余裕で困れるしぃ(新しい言葉作っちゃった☆)
そういう訳でなんかこの場を収められる物は無いかとバッグを漁ってみる。
…うん。まあ無いだろうな…
お?
ほわっとした感触が手に伝わる。
??
なんだ?
引っ張り出して見ると、ずるずると洗い忘れて入れっぱなしの体育着やら筆箱から零れてそのまんまだったペンやらが一緒に出て来た。
…………………だらし無いとかは言わないで下さい
で、結局何が出て来たかと言うと…
えと、クロネコのパペットでした。
「…なんでこんな物が俺のバッグに?」
不細工な猫だな…
なんでコイツ首に金メダル下げているんだろう。泣いてるし。
…
不意に、脳裏にあの子の笑顔が浮かんだ。
「…!」
あ。
と、これの正体(?)が解った瞬間、葉月様が横から覗き込んで来た。
「こ、これ…」
以下略。
え、なんで略したかって?
それはね、俺にとって都合が悪いからだよ。
知らなかったんだ。これが女子の間で、しかも小学生の間で流行っているキャラクターだったなんて。
…ええ、葉月様に嬉々としてからかわれましたよ
…まあ、あの場が収まったから良いか。
良く無ぇわ!(涙)
長い割に内容の無い話でしたね!
しかも肝心のキャラクターがまだ登場しないと言う…
因みに、途中のコーダイの新語、巻き込まれるなんて余裕で困れるしは駄洒落です。
判りづらいですね…