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クロネコさん おいで下さい  作者: ゴワスー残
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プロローグとキャラ紹介の朝

初めまして、ゴワスー残と申します

ごわすーざんと読みます!(ゴワス+スーザン)

一人でログインする勇気が無いため友人であるおかかさんとやっています。

初投稿なので見苦しいですがよろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

目が覚めて、目の前に広がっていたのは、見慣れた天井だった。




…当然のことですね。ハイ。



別に異世界にとばされていたとか、謎の喋る動物が居たとかではなく只今普通に目が覚めたのは 俺、田辺康大たなべやすひろ :通称コーダイである。大いなる野望も特殊能力も無く、勿論超絶イケメンでオッド・アイだったりするはずもなく、黒髪に常識の範囲内での茶色の瞳の凡人である。(発想が厨二なのは中二だからだよ☆←関係無い)

強いて特徴を挙げるとすれば、



……女みたいな声………(ボソッ)



という所だろうか。


………ん?なにかな?なんかもんくあるのかなひとのよわみをほじくりかえしちゃいけませんってようちえんでならわなかったのかなそこはするーするべきだあっっっ!!!!!(親父ギャグは親父譲り)



…閑話休題。

言葉の意味はそのまんま、女の子みたいな甲高い声を持っているという訳だ

電話口で「お嬢さんですか?」と訊かれるし、友達も最初の頃は「あ、間違えました!(ドキドキ)」ってなってたし。

小さい頃は完全に女の子扱いされてたな(フッ…)


ん?声変わり?とっくに終わったさ!

ちょっとハスキーなお姉さん声になったよ!

頑張れば今でも萌えキャラみたいな甲高い声もできるよ!悪いかあっっっ!!!!!




と、自己紹介も終了したので、そろそろ起きるか。

俺は天井のシミから目を外して、鳴り止まないアラームと母の怒声をスルーしつつのんびり起き上がった。


途端にぱちっとネコと目が合った。

ネコはネコでもぬいぐるみ…というかパペット?(手にはめて動かすやつ)で、男の部屋には似合わないファンシーなものだ。

因みにキャラ名はやってやったぜクロネコ。

「金」と書かれた金メダルらしきものを首にぶら下げて涙を流している姿はなんともシュールだが、これが女子の間で流行っているもんだから女子は解らない。


いつもなら首を傾げつつ眺めるのだが、今日は違った。

俺にこれをプレゼントしてくれた「彼女」を思い浮かべ、思わず口許を緩める。


が、とっくにアラームは鳴り止んだというのに今だ鳴り止まない雑音(母)が、そろそろ騒音になりそうなので登校することにした。階段の上と下、しかも俺は部屋に居るのにも関わらず洩れてくれるモノスゴイオーラにビビった、という説もある…


ーーー


「やっっっっほーーー!コーダイイィイィ!!!!!!」

ばっしいいーん!

「うぼあっ!?」

「おーいコーダイせっかくかわいー声なのにそんな声だしたらもったいないぞー」

………

「………おい。色々突っ込みたい所があるんだが良いか?」

「……え?突っ込むってナニを?どこに⁉」

「…ちげえぇえぇええ!!!!!!朝っぱらからわざわざ回り込んでまで俺の顔面に張り手かました意味について問い質したいと言ったんだ!!!!!」

あと勿体無いなんて言う位ならやんな!!

と、俺に朝からびっくりマークを何回も使わせているソイツ、原田太陽はらだたいよう:通称タイヨーは、何故か口を尖らせて目を逸らした。

「…だって、マヌケヅラだったんだもん♡」

…殴っていいよな?よし、俺が赦す。

俺は拳を固め、無駄に整ったその顔に埋めるべく、脇を締めた、その時。

「あら、お早う。タイヨー、阿呆面。」

サラ&ツヤで真っ直ぐな黒髪の美人が、今時珍しい丁寧な言葉遣いで暴言を吐いてきた。

「…モシカシナクテモアホヅラトハオレノコトデスカハヅキサマ?」

美人ー草鹿葉月くさかはづき:通称葉月様は、サラサラヘアーを風に靡かせながら微笑む。

「他に阿呆面が何処に居るのかしら?後、片仮名は読み辛いから止めなさい?禿げ面?」

「はげづらっっっ!?どんな顔スかソレっっっ!?」

「ハゲてるんじゃない?顔が〜」

……顔が……剥げ………イヤアアアア!!!

不吉な事言うなタイヨーのアホおぉおぉおお!!!


そんなこんなで(どんなだ)この2人は俺の特に仲の良い(汗)友人である。

俺は朝に弱いので起きても暫く目が醒めないのだがタイヨーが居ると何故だか朝が来た!って感じがしてバッチバチに目が冴えるのだ

……何故かって?



何故ならそれは!



太陽だからさ!



……さて、下らないギャグはそれ位にして、

学校へ向かわなくては。まだ道端だからな。


…ん?



………まだ、道端の筈なんだがな。


……決して、道場かなんかでは無い筈なんだがな…



ギリギリギリギリ



俺が下らないギャグを考えている間に一体何があったのか、何故かタイヨーが葉月様に逆海老固めを喰らっている。

…あれ、キマってんじゃね?

なんかヤバそうだが、ここは何度も言うように道端で、人通りはそこそこある。幾らタイヨーの顔色が緑色になっていようと、人目は気になる。そして葉月様が何故かとてつもなく恍惚としたドS顏をしているので、俺は他人の振りをして通り過ぎる事にした。


今日はいい天気だなぁ!



当初の予定では短編だったのですが、キャラが濃過ぎて連載になりました。ジャンルが良く分かりません。これ、何でしょう?


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