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第一話:決意と約束

今回は、中々書くのが難しくうまく書けない部分がいっぱいありました!これからもよろしくおねがいします

時は満ち、周りは少しだけ暗くなった。


しかし、光は止まずユウナを見守る・・・


ユウナは、ボールを見つめ何かを探してる目をしていた。


ふと、辺りを見るとユウナの表情が一転し驚きを隠せなかったのだろう


「・・・・!」


そこに立ってた少年は紫色に似た布地のフード付きのローブ・・・。


光の結晶が祈り子の最後の想いをユウナに伝えようと形となって現われたのだ!


祈り子はユウナを笑顔で見て、「大丈夫!僕らの夢は消えたわけじゃない。!またきっといつか必要な時がくる・・・・・そんなときのために・・・・泣かないで・・・」


バハムートの祈り子は徐々に声が薄れていきた・・・・。


ユウナは近寄ろうとしたが祈り子の光の結晶は砕け散った・・・。


ユウナにとってそれはうれしい事だが次第に祈り子の言葉に不安を感じていた。


光は一瞬で辺りに散らばり次第に光が薄々と透けて行った・・・ティーダのように。


その頃、飛空艇の操縦室では一同がこれからの事・ユウナの事など色々話し合っていた!


「なぁ・・・ユウナはこれからどうするんだ?あいつが消えてちまったし・・・・」


一同はワッカの問いに悩んでいた・・・・。


その問いにルールーが冷静な態度で答えた。


「今はユウナを休ませた方がいいわね。ユウナはきっと皆に気を使って元気に振舞うわ・・・・そんなの辛すぎるわよ・・・」


ルールーの答えたに反対をする者はいなかったが・・・キマリとリュックが同じ意味する事を口にした。


「はいはーい。私はユウナの傍にいたいけど、今はホームを直すために仲間を探さなきゃいけないんだ・・・・」リュックの表情は悲しい表情ではなかった、仲間を送り出す表情で皆を見つめていた。


キマリもまた自分の旅を振り返り真剣な眼差しで3人を見て・・・。


「キマリは山へ戻る。」キマリの言葉に3人は吃驚し動揺を隠せずにいた・・。


「!!!」3人は静まり返った


ルールーがキマリの方を向いてうなずいた・・。


「おいおい、まじかよ!」ワッカはキマリを見て説得しようとしたが、


「よしなさい。あんたのしようとしてる事はキマリの決意を鈍らせるだけよ!・・・」


ルールーはワッカを怒ったようだが本当はキマリの決意に一番早く気づいたのだ。


「決意って・・・」ワッカの口が止まった・・・そうワッカにもキマリの決意がわかったのだ!


キマリは堂々とした態度で3人を何度か見たあと操縦室を去ってしまった・・・。


「ねぇねぇ、どういうこと?」リュックには、まだわからず目をパチパチとさせていた。


「キマリは・・・私達にユウナの事をまかせたのよ・・・」ルールーが言った言葉の重さをリュックは初めて知った。


「えぇ!なんでぇ?キマリってずっとユウナを守ってたんでしょ?それなのにどうしてさっ!」


リュックは信じられなかったのだろう少しうろたえた喋り方だった。


「・・私達の事を・・・・・仲間を信じてくれたのよ。」ルールーは優しくリュックに語り窓の方へ行ってしまった!その様子をじっと見ていたワッカは、追いかけようとしたリュックに・・・


「じっとさせてやれ。あいつも結構こういうのよぇーんだ!」手をバッと出してリュックを止めワッカとリュックは自分の居場所を探すとそそくさと行ってしまった・・・・。


ユウナの悲しみは止まない・・・しかし皆にこれ以上迷惑は掛けれないと思いユウナは甲板を後にした。


ユウナは操縦室に戻る途中に今までの旅を振り返っていた。


「約束・・・・だよ・・・・・・。」


ユウナは小声で最愛の人ティーダとの約束を思い出した。


途中ユウナはキマリを見つけた・・・・


ユウナはキマリの方へ向かい話しかけた。


「キマリ・・・私どうしたらいいのかな?シンが消えて・・・スピラが平和になった。だけど私がやりたいことってなんなんだろう・・・・。」


ユウナの問いはキマリにはそう難しくはなかった。


「・・・・ユウナは自分のしたい事をすればいい。ユウナのやろうとしてる事・・・間違ってない!キマリはそう思う」


キマリは、ニカッと笑ったのかいつもと少し表情が違った。


一方ユウナは自分の考えていた事をキマリがわかっていた事に嬉しく思っていた!


「えへへ・・・キマリには嘘はつけないね。」ユウナは笑いながらキマリを見ていた


「・・・・・」キマリは外を向いてしまった。


「じゃあ、私皆に謝ってくるね!」そう言うとユウナは操縦室に向かって言った。


「ウィーンッ」自動ドアの開く音に反応した3人はユウナの方をじっと見ていた・・・


「ご迷惑お掛けしました、もう大丈夫です!」ユウナの顔は笑顔だったが少しひきつっていた。


「ユウナ・・・」3人は小声で同時に名前を声に出した。


ルールーがユウナに話す姿勢を取った。


「ユウナ、これからビサイドに行って旅の疲れをとりましょ。」ルールーが優しくユウナの顔を見ながら言った。


「私なら大丈夫です!」皆が気を使ってるのがわかったユウナは、元気に答えたが・・・


「皆疲れてる・・・とりあえずビサイドにいこうぜ!」ワッカはユウナの気遣いに少し強きで説得した。


「オヤジ、ビサイド島に向かって!」リュックが父にそう言うと・・・。


「おう!まかせとけ。はっしんだー!!」元気の良い出発合図が操縦室に響いた。


飛空艇は夕日を浴びながらビサイドを目指し動き始めた。


飛空艇が丁度ルカを通りかかる時ワッカがユウナに近づいてきた!


「なぁ・・・あいつ・・・ここでユウナのガードになったんだよなぁ・・・アーロンさんと一緒に・・。」


ワッカの言葉にユウナの心が一瞬悲しみを思い出させた


「・・・そうだね・・・もっといっぱいお話したかったのになぁ・・・・」


ユウナの言葉はきっと悲しみに満たされ表情に疲れが表れてた。


ルールーがユウナ達の方を見ていた!


「・・ユウナ、少しいいかしら?」ルールーの表情は何か伝えようとしていた


「はい。」ユウナはルールーの方へと行き小声で話し始めた。


「・・・・・・・・」


30分ほどでビサイド島に久々の島はどこか寂しく感じた・・・。


夕日が沈みつつある!


そろそろ島に行こうとし荷物を抱えたキマリとワッカだったが、ユウナがまだ座っていた。


「おーい!村にいくぞー!!」ワッカは手を振りながら叫んでいた。


「ごめんなさーい。私もう少しここにいたいんです!」ユウナの答えにワッカは少し見つめてた。


「そっとしてあげなさい・・・・ユウナは・・・きっとあいつの事考えてるのよ・・・・。」


ルールーの言葉にワッカも納得をして4人でビーチを後にした。


「・・・・・」ユウナの足が波に浸りボールを抱えて座っていた・・・。


ユウナは夕日を見ながら小声で・・・・。


「・・・キミは・・・・今何処にいるのかなぁ・・・・」ユウナの言葉はあまりにも切ない想いが込められていた。


ユウナは夕日見ながら最愛の人の事を考えていた・・・・・。


「約束・・・・信じてるよ・・・」ユウナの表情は優しく笑って目を瞑っていた。




ユウナの約束とは?これからあきらかになるその意味とは?今後とも「キミにもう一度」をよろしくおねがいします

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