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第4王女は元小学生です!  作者: 琥珀 蒼
第1章 小学生と転生王女
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第9話 行方不明事件です

「んにゅーうぁぇんなぁぁ……」

 うぅぅぅぅ。よく寝たぁ。今日の朝ご飯は何かな。

「しょーだった……」

 完璧に忘れてたよ。今日もレースで思い出したけど、ここはグランドール王国の王城だったんだ。


 でも、マリーは?昨日みたいに特別な日以外は、いつも隣にいるのに。

「マリー?いにゃい?」

 問いかけるが、声が返ってくることはない。

 メイド達のいる部屋にも行ったら、来てないけど、今日は休みではない、っていう情報が得られた。本当に、どこに行っちゃったんだろう。

 ──はっ!マリー、今日寝坊じゃない?いつも遅れずに来るマリーでも、寝坊することくらいあるよね。昨日なんて特に忙しかったみたいだし。

「しょれにゃら、えいっ」

 私は魔力を可視化する魔法をかけた。[魔力探索]って言って、平民や貴族も危険を回避するときとかに使うから、最初に覚える魔法なんだって。

 このまま、マリーの部屋に行ってみよう!マリーは雷が適正だから、雷の黄色の人の塊があるのを探すとマリーの部屋が分かるはず!

 …………おかしいなぁ。お父様の部屋以外には、黄色の塊がない。もういいや、誰かに聞こう。

「アシュカ!マリーのへやはどこ?」

 はじめに聞くのは、近くにいるであろうアスカ。

 でも、返事は返ってこない。

 マリーの部屋を教えられない理由があるのかな。仕方ない、お姉様に聞こう。

「アリスお姉様ねーさまぁー、ジェニお姉様ねーさまぁー、ステアお姉様ねーさまぁー

 隣の部屋にいるお姉様達に聞くと、マリーの部屋は二階の端の部屋だと教えてくれた。

「マリー!今日きょー寝坊ねぼー!?…………あるぇ?」

 私は元気よくマリーの部屋を覗くが、見えたのは水色と緑色の、魔力のかたまりだけだった。

「なに、こるぇ……」

 えっと…………。

 水色は空間、緑色は草だよね。水色のかたまりが二つあるってことは、誰かが物を出し入れしたり、転移したりしたってこと。マリーは空間属性は使えないって言ってたから、他の人が使ったんだ。マリーが城の中にいないことも考慮こうりょすると……。

「マリーが、しゃらわりぇた!」

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