表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
第4王女は転生小学生です!  作者: あにおた
第4章 Sクラス実地訓練
86/126

第86話 船の修理

「他にはお話ないんですか!?スイ様の!」

「え、エルル先生!?落ち着いてくださいっ!」

「深呼吸です!深呼吸!」

「ふふっ……ふっ……」

 エルル先生は私の秘密(嘘)に興味を持って詰め寄ってきて。エルル先生をなだめるべく私とカイルが奮闘して、横でフィーアが笑いをこらえきれずに笑い。




 そして、その2時間後。

「やっと終わったぁ!」

「これで全部だね。カイルが10艘も直してくれたおかげだよ」

「船は直りましたけど、計画が崩れてしまったでしょうね」

 一緒に船を直していた村人が言うには、他にも壊れているものがあったらしい。

 エンジンとして使われている風と水の魔石が壊れていたり、穴が空いている網や糸が切れている釣り竿があったり。

 予備があるものや、村の人たちですぐに直せるものしかないみたいだけど、それでも準備に時間はかかるだろう。

「それじゃあ、わた……僕が!村長に聞いてきますね!」




「体験の準備?あぁ、大丈夫ですよ。1人、張り切ってるやつがいるので」

「張り切ってるやつ?」

「ええ。いつもはこんなにやる気出したりはしないんですけど、やっぱり同世代の可愛い女の子がいるときは、かっこいいところ見せたいんですかねぇ」

 ?どういうことだろ。

「じいちゃん、こっちは準備できたぞ。他にやることは……」

 私が村の広場で村長と話していると、 10歳くらいの少年が村長に向かって駆けてきた。

 えっと……昨日宿にいた気がするんだけど……。

「……ハイム?」

「えっ!?あっ、昨日のグランドール王国の学生さん!い、いたんですか!?も、申し訳ございません!」

 なんで敬語なんだろう。そういえば昨日話したときもかしこまってたっけ。

 いくら私がお客さんだからって、年下だし、そんなにかしこまらなくてもいいんだけど。

「お、王国の生徒さんがいらっしゃるとは思わず、申し訳ございません!」

 少年がもう1度謝る。

 ……あ!学校の生徒には、貴族も多いからか!

 誰が貴族か分からないのに失礼があったらいけないから、こんなにも丁寧にしてるのか。

「僕は貴族ではありません。そんなにかしこまらないでください」

 嘘は言っていない。前にも同じようなことがあった気がするが、王族は貴族ではないのだ。

「そ、そうですか……でも、話に割り込んでしまってごめんなさい」

「いえ。こちらに問題はないので。

 それより、あなたも準備のお手伝いをしてくれたんですか?私たちのために、ありがとうございます!」

「い、いえ!こちらこそ、こちらの不都合で手伝わせてしまい、申し訳ございません!」

 は、ハイム、謝りすぎ……!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ