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第4王女は転生小学生です!  作者: あにおた
第4章 Sクラス実地訓練
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第85話 弁解

「え、えぇっと……ス、スイの姉は王城で王女様の専属メイドをやってて!王女様が学習される姿を隣で見て、理解できた内容を教えてくれたんだよ!」

「そ、そうです!幼馴染の私たちも、スイのお姉さんに勉強を教わってたんですよね!」

 カイルとフィーア、ナイス!!

 王族の学習内容なんて知ってる人がこの中にいるはずないし、これで前世関係のことがバレなくて済むよ!

「……スイ?」

「スイって誰?」

「スイ……それ、もしかしてルカのこと?」

 ……前世関係のことはバレなくても、私の身分関係のことがバレそうだね。

 この場を切り抜けるには……っ!言い間違えたってことにすればいいんじゃない!?言い間違いなら誰にでもあるし、仕方のないことだし!

 スイ……っていう名前の人は、私しか知らないな。じゃあ、ルカとスイの接点は……あっ!

「ぼ、僕のお姉ちゃん、実はスイ第4王女様の専属メイドやってるの。だから2人とも、間違えちゃったんじゃないかな?」

 学校での私の名前はルカ・ペレンタ。

 マリーの妹ってことになってるから、少しならバレても問題はないはず!

「えっ!?」

「ルカのお姉ちゃん、そんなに凄い人だったの!?」

「王女様のお話聞かせてーっ!」

 ……………………他の問題が発生しそう。

「ルカ、このままだと質問攻めに遭いますよ」

「そんな事になったら、ボロが出ちゃいそうだね」

 隣にいるフィーアとカイルも気づいたみたい。

 でも、話なら後で聞くこともできるから、これでみんな諦めてくれるはず!

「と、とりあえず、船を直さないと!魔法使えて手伝ってくれる人は、こっちに集まってくださーい!」

「魔法が使えない人も、荷物運びとかで手伝ってくれると助かります。そういう人はこっちへ!」

 私が声を張り上げると、フィーアが魔法が使えない生徒を集めてくれた。カイルと先生は、魔法が使える生徒たちを連れて船の方に向かったみたいだ。

 よし!生徒たちの追跡は振り切ったし、私も早く船直しに行こう。

「ルカさん、スイ王女様ってどんなお方なんです?私、スイ王女様の大ファンなんですよ!」

 …………エルル先生、あなたもですか!?

 ファンって言ってくれることは嬉しいけど、質問攻めにはしないでくださいね!ボロが出るから!

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