第81話 オークの群れ
「エクストラ聖光線!」
うわっ、ネーミングセンス皆無……。
我ながらネーミングセンスの悪さに呆れながらも、魔法は名前が変でもしっかりと発動したのを確認して安心する。
「これで大丈夫ですかね」
エルル先生が心臓を撃ち抜かれて倒れるオークキングを見て言う。
よく見たら、オークキングは少しずつ金色の砂のようになって消えていっているみたい。
でも…………。
「エルル先生。それ、フラグっ!」
言い終わる前に、後ろからオークの群れが襲ってきている。1回り大きいわけでもないので、普通のオークだと思うけど……数がね、20頭はいるんだよ。
「あぁ……。まぁ、知らなかったら防ぎようがないしね……」
オークキングのゾンビが倒されたからか、うずくまっていたカイルも復活したみたい。
「もうルカさんは休んでてください。オークキングを倒したんですから、魔力も大幅に減っているでしょうし」
「ありがとうございます、エルル先生」
正直あんまり魔力は減ってないけど、とりあえず休める時に休んでおく。カイルを操っていた奴がこの件に関わってないとは限らないし。
「みんなを呼ぶのは危険かな。それじゃあ、ここにいるメンバーで倒してしまいましょう」
「「はい!」」
エルル先生の言葉に反応したカイルとフィーアは、オークの群れを殲滅し始める。
マリーとアスカは、護衛として逃げたクラスのみんなを追いかけていった。
「これで全部ですかね。もうオークの討伐は中止ですか?」
5分後、オークの群れを討伐しきったフィーアがエルル先生に聞く。
「そうですね。またあの生き返ったオークキングのような魔物が出ないとも限りませんし。この場所のことは冒険者ギルドに報告しておきましょう」
そういえば、フィーアは剣使ってたけど、カイルの武器は双剣だった。
前世の知識によると、片手で相手の剣を受け止める双剣は力が強くないと難しかったはず。その点、カイルは人間より断然力が強いからね。
……案外合ってるのかも。似合ってるし。
「私の武器何にしようかな……」
今のところ剣を常備してるけど、基本は魔法で戦ってるからなぁ。あんまり重い剣が使えないっていうのもある。
「剣が重いから使いにくいんでしょ?細剣使ってみたら?」
独り言のように呟いた言葉を拾ってカイルがアドバイスをくれたから、また買いに行ってみようかな?
遅れてしまったのにお読みいただき、本当にありがとうございます!今日2話投稿したので、できれば82話も見てってくださいね!
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