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第4王女は転生小学生です!  作者: あにおた
第4章 Sクラス実地訓練
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第72話 許可獲得への旅

 エルル先生から説明を受けた日、許可をもらうために家に帰ることが許された。

 王都以外から来ている子は平民と偽っているフィーアだけなので、この3日じゃ許可がもらえない、なんてことはないらしい。

「お母様にお話したいことがあるんですけど、3日以内に予定を開けてもらうことってできますか?」

「3日ですと……少し難しいかもしれませんな。なんたってナシュア様は、この国の女王様ですからなぁ」

「分かりました。お父様にお話してきますね」

 お母様の執事との廊下での会話を終え、お父様の部屋に向かおうとしたとき、私の肩に誰かの手が置かれた。

 いや、分かってるんだけどさ、誰の手かなんて。だって常時発動させてるし、【魔力探索】。でも、絶対に仕事抜け出してきてるやつだから振り向きたくない…………。

「お、母様……」

「あら。どうかしたの、スイ?私に話があるのでしょう?」

 第4王女からの話ごときで、女王様が勝手に仕事抜け出してきちゃダメなんだって!!

 そう叫びたい気持ちを一生懸命抑えて、いつも通りに答える。

「いえ。忙しいようですので、お父様にお話しに行こうかと……」

 ガシッ。

 力強っ。30代の女性に片手で肩掴まれてるだけなのに、全然抜け出せないんだけど。

「全然、忙しくなんてないわ。話してみなさい?」

「い、いえ!今は──」

「話してみなさい?」

「……はい」

 お父様の許可をもらいに行こうと思いなおしたけど、まぁ良いか。

 エルル先生がしてくれた説明と、カイルとフィーアの分の許可と持ち物も用意してもらいたいことを伝える。

 一応寮には家具があるけど、殆どが私とフィーアのもの。カイルは1人だけ男の子だから、同じ家具使うのには抵抗があるかもしれないしね。

「分かったわ。フィーアとカイルの分の、許可を出せば良いのね?」

「ありがとうございます!では、サインはお父様にいただいて来ますね」

「えぇ、カイルにお金を預けておくから、家具や着替えを買ってきたら良いわ」

「はい!」

 この世界に来てから、自分で服を選んだり出来なかったからね。1人での外出なんて流石にさせてもらえないし。

 マリーとアスカに護衛としてついて来てもらえるか聞くと、2人とも当然といった感じで冒険者ギルドに出かけていった。

 私の分は断ってきてねー?

 ちなみに、ちゃんとお母様の許可はもらっている。そのことも同時に話したら、即答したんだよねぇ。

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