涼し虫
夏の終わりに投稿しようと思っていたネタですが、いつのまにかだいぶ秋になってしまいました笑
夏の暑さも和らぎ、薄くても長袖の上着を羽織りたいと感じる季節になってまいりました。
あれほど喧しかった蝉の声もピタリと止んで、代わりに秋の虫達が鳴き始めます。
秋の虫と言えば、その音色から名が付いたようなスズムシが有名ですが、実はその名の由来が思っているのと少し違う…というのをご存知でしょうか?
スズムシは、鈴の音に似ていることから鈴虫と呼ばれる…と、思われがちですが、実は逆なんです。
スズムシの声に似ているから、鈴と呼ばれるようになったのだそうです。
夏の終わりと秋の到来を知らせるスズムシの鳴き声を聞くと、同時に夜風の涼しさを感じることと思います。
涼しくなってくると、どこからともなくやってきて鳴き始める虫
すなわち、“涼し虫”
それが、スズムシの本当の由来です。
それが、いつの頃からか明確にはわかっていませんが、長い年月を経て“スズムシ”と呼ばれるようになっていきました。
ちなみに、まだ“涼し虫”と呼ばれていた頃は、コオロギやマツムシなど、秋になると鳴き出す虫全てをそう呼んでいたそうです。
「“涼し虫”が鳴き始めたな」と思えば、秋の優しい涼しさを、より心地よく感じることができるのではないでしょうか^ ^
このお話はZIROの思い付きで実際の人物・出来事とは一切無関係です。