カボチャくんとメロンちゃん
瓜の国で、カボチャくんとメロンちゃんがいました。
二人は付き合っていました。
「カボチャさんはステキな緑色ね」
「メロンちゃんもステキな薄緑色だよ」
そんなある日、カボチャくんは転んで怪我をしてしまいました。
カボチャくんの傷口からオレンジ色の部分が見えました。
それを見たメロンちゃんは
「ウソ!カボチャさんの身体から緑色じゃないところが見える!私、濃い緑色が好きだったのに!騙したのね」
「え!でも僕だって身体の中にオレンジ色の部分があるなんて知らなかったし、騙してなんかいないよ」
「でも私は緑色が好きなの。もうつきあえない!」
そういってメロンちゃんは去ってしまいました。
傷ついたカボチャくんは、友達のキュウリくんに、メロンちゃんに振られたことを相談しました。
「ねえ、緑色じゃないところがあることが、そんなに悪いことなのかな?」
「そんなことないと思うよ。よし、僕がメロンちゃんにとりなしてあげる」
「ありがとう」
キュウリ君はメロンちゃんの所に行きました。
「ねぇ、カボチャくんはメロンちゃんに嫌われて、とても傷ついていたよ」
「でも私は全部が緑色じゃないと好きになれないの!」
そのとき、体の大きなウォーターメロン(スイカ)くんが走ってきて、メロンちゃんに当たりそうになりました。
キュウリ君はメロンちゃんはをとっさに突き飛ばして、代わりにウォーターメロンくんに飛ばされて、身体が傷ついてしまいました。
その傷口は薄い緑色でした。
それを見たメロンちゃんは目を輝かせながらいいました。
「まあ、何てステキな緑色なのかしら。私と結婚してくれる?」
「うん、いいよ」
・・・
こうして、メロンちゃんとキュウリくんに裏切られたカボチャくんは、瓜の国がいやになって、この国を出て行ってしまいました。
子供が夜なかなか寝なかったため、寝かせるために話しながら作った駄作です。
話しながら自分の頭がブッとんでいると思いました。
子供も興奮して、余計眠れなくなってしまいました。