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 人間と魔族は、決して相容れる事は出来ない...........








   プロローグ



 それは、遠い昔の話。

まだこの大陸に、多くの部族民達がせめぎあっていた頃の事。そして、まだ魔物達が人間を度々脅かしていた頃の事。今ではもう伝説と化し、この地方の伝承として時たま語られるに留まる話である。そう、それは遠い遠い昔の話である。


 その遥か昔、大陸の西にはロセアニアという地があった。すでに王国として形成していた。そう、古代ロセアニア王国である。多くの部族をその配下に治めた事で知られる古代ロセアニア王国、その王都は暗海あんかいから駿馬で一日の距離であった。


 ロセアニア___古いにしえより、《光り輝く太陽から見捨てられし地》と呼ばれた。日の神がその姿を滅多に見せない地、それ故ロセアニアの海の色は常に暗く、その為いつしか暗海あんかいと呼ばれる様になったのである。


 日の神に忘れ去られたこの海を、魔物達は好んだ。輝かしい光を厭う魔物達は、人間にとって気の遠くなる年月をこの暗海で過ごし、そしてやがて陸へと上がった。その時からである、人間と魔物との戦いが始まったのは......。

 

 魔物が頻繁に人間を脅かしていた時代、人間達もそれに対抗しうる為の能力ちからを備えていたという。今では、その事実を信ずる者は少ないが.....。


 そして古代ロセアニア人は、恐るべき魔物を地中へと封じる事を成し遂げた。

 

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