いいことも悪いことも突然に≪中編≫
テロリストの二人が銃口を俺に向けて今にも射撃を始めそうな雰囲気の中、俺の携帯が鳴った。
開いてみるとメールが一通来ていた。
『このメールは特定の生徒にしか送られません。
このメールを受け取った生徒は以下の指示に従ってください。
※このメールの事は受け取った生徒間または教師以外には他言無用です。
今学園の中にテロリストと名乗る武装集団が立て籠もっています。
犯人を殺さない程度に痛めつけて、全員逮捕するため決して殺さないで犯人逮捕をしてください。
※武器は何を使っても構いません』
と、書かれていた。
クラス内を見渡すと神里も携帯を見ていた。
外のクラスメイト達は何があるのか教えろといった顔でみたいたが、「ごめんトップシークレットだ」
と、言って誤魔化し、再び教室の入り口をふさいでいる二人に視線を移す。
「悪いねえ律儀に待ってもらって、こっちの用事は済んだから」
二人ともわからないといった顔をしたが、まず俺の席から近い方の男のAKのトリガーより前の部分を切り落とした。
神里もいつも使っている剣ではないが、どこからともなく取り出し切りかかっていた。
「っんな、お・・なに・があっ・・・た」
こちらの方は完全に混乱してしまった。
そのうちに刀の柄の部分で鳩尾に一撃決めて、前のめりに倒れたところにかかと落としを後頭部に決めた。
「それじゃあみんな、これ縛っといてね」
俺は気絶させたおっさんをクラスメイトに任せ、こちらも一人片づけた神里と合流した。
「さて、どこから攻める?」
「2,3年は慣れてるだろうから、A~E組を見て必要だったら助けに入る」
「OK,じゃあさっさと済ませるぞ」
隣のE組は流石に一回殺人をやったことがあるためかテロリストであったようなものぐったりとしている。
「ここは何とかなってるから次行くぞ」
神里はそういってD組の教室へと歩いて行った。
Dは流石にまだ慣れていないためか、机やいすで対抗していた。
「どうしますか神里さん、流石にDは助けに入った方がいいんじゃない?」
神里は教室の中をじっと見てから
「ここは多分平気だ、次行くぞと」と、言ってC組の方へと歩いて行った
「・・・たぶんって、もしもの時はどんすんのよ」
不安が残るものの神里についていくことにした。
「ここは流石に助けに入る。」
C組教室前に来ると神里はそう言ってドアに手をかけた。
「っておい、作戦もなしに特攻ですか?」
俺がそう言うと神里は、わからないと言った顔で見てきた。
「いやいや、奇襲でもいいかもしれないけど、簡単に人質取られるだけだと思うって言ってんの」
説明して初めて分かった顔になったので、作戦をどうするか話し合う。
「作戦って言っても私いつも正面突破で突っ込んでたから、作戦の立て方わからない」
・・・・・なんでこいつは俺と同じSランクなんだろう
「今何か失礼なことを考えなかったか?」
変なところかなり鋭いし
「いいやもう、今日は簡単にスタンで無力化して取り押さえるんでいいか?」
神里は小さくうなずいたので、教室までスタングレネードを取りに行った。
そして、入り口を小さく開けてピンを抜いて教室に放り投げた。
一瞬太陽光を思わせるような強烈な光と共に甲高い音が鳴った。
教室に入るとテロリストと共にC組のにいた人たちもスタグレで混乱していたので、テロリストだけ簡単に縛ってから同じようにB組とA組を助けに行った。
「しっかしおかしいよな、大神学園の教師ってかなりの化け物揃いじゃなかったか?」
「たまには占拠されることもあるんじゃねえか、人間だし」
「そうは言ってもよく訓練された特殊部隊並みのテロリストだったらまだしも、こんな俺らでも倒せるくらい弱いし武器の扱いもお子ちゃまなやつらにあの人たちが捕まると思うか?」
今回の事件?は不自然な点が俺でもわかるほどに目立った。
そしてある一つの結論にたどり着くが、まさかそれはないだろうと思い3階に行くために階段へ向かった。
今回は書いてる中では長編になってます。
読みづらいところや誤字脱字などもあるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします。




