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結界

サイクロプスの岩窟へ来た。サイクロプスはリンに倒してもらうことにした。と、いっても私がリンの身体を『支配』した状態で私がリンを操る。私が倒さない理由は、リンに対大型モンスターとの立ち回りを覚えてほしいからだ。身体のみ支配している状態だと操られている側の記憶は残る。その時の私(が操っているリン)の動きを覚えてほしい。あと、空き時間にリンに『結界』を覚えさせた。結界は魔力が高いほど堅くなる。結界にはHPのようなものがあり、それが0になると結界が割れる。ちなみに結界のHPは発動者のMPと同じだ。このスキルがリンにはピッタリだと思う。


リンを操作していると早速サイクロプスがこちらに向かってやって来た。気づいてはいないようだ。リンのスキルを試してみよう。と、思ったが…使えそうなのが無い…『擬人化』なんていつ使うのだろうか…使えるかわからないがとりあえず…

テ「この『吸収』ってやつ使っていい?」

リ「ダメです。使ったら到底人に見せられるような姿じゃなくなります。」

テ「分かった…」

…ダメだった。そうだ。おもむろに()リン()に持っていた刀を渡す。


刀を鞘から抜き始めた。


刀を抜く際に鳴るあの”緊張”がクライマックスで切れた時、


刀を鞘から抜き終わった時。



地獄に堕ちた。

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