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カルチャーショック
城に通されるや否や俺はどこぞの部屋にぶちこまれた。ミア姫の指示なんだろう。相当頭に来てると見える。
だか、小汚ない部屋にぶちこまれようが、かまやしない。これは絶好のお城探検に他ならないからた。
さっき、入城する際に見た感じだと、相当いかめしいしろだったな。まさに要塞かとみまごうほどだ。
この世界の科学水準はどうだかしらないが、元の世界とそんなに変わらない風には見える。おれの私見だが。
それでも、風呂場や水回りは相場が下の階と決まっている。ぶちこまれた部屋が地下の部屋だったのは幸いだな。
早速ぶらつくとするか。
俺は部屋の扉に向かうとすんなりと、扉は開いた。でつきり、ミア姫が南京錠とかで俺を軟禁するつもりだろうと思ったかそうでもなかった。
部屋を後にするとそこは長い廊下になっていた。当然地下だから、廊下に火が灯っている。なんだか古風だ。
俺は扉の鍵が空いてない部屋を片っ端から覗いたり、開けたりして物色してわまった。めぼしいものはあまり見つからなかった。地下なんだから、お宝の一つでもあればいいのにと思う。
そんなおり、一番奥から声が聞こえた。