異世界にて
相変わらずの駄文ですがよろしくお願いします
第二話
異世界にて
洞窟を抜けた先は森の中だった。
「何処だここ」
そこは地球に有るような木でできた森ではなく、未知の樹木でできた森だった。
そしてその木を観ていた龍牙はある事に気づいた。
「見たことの無い木の筈なのになんで俺はこの木が鋼より硬いと分かる?」
そう龍牙が気づいた事は観たことの無い筈の木の特性を知ることができている。
龍牙がこの木を観て分かったことは次のとおりだ。
[この木は鋼より硬く、それでいて木としての柔軟性も有している。
その為槍や斧等の柄や家を建てるときに柱や壁といったあらゆるものに使われる。
この木を切るには縦でも横でも一定の速度で真っすぐに切らないと切れない。]
「もし、此処が異世界ならこのナイフだけでは対処できない事があるだろうからこの木で木刀なり木剣を造らなきゃな。」
この木を使って一時しのぎの武器を造ることにした。
「とりあえず切るか」
そう言うと龍牙は鋼樹 (この木と言うと分かりづらいから断定的に鋼樹と呼ぶことにする)を 五歩手前で止まり、腰を落とし体を安定しナイフを抜刀術の様に構え集中する。
そして常人には残像さえ見えないほどの速度でナイフをふる。
神滅流ナイフ一刀流の技 流れ(ながれ)を使い鋼樹を斬る
これはナイフを水平に素早くふることで空気を弾き、それによってできた真空を正面に飛ばし対象を斬るしかしナイフなのでその射程は精々一メータ飛べばいいほうだ、まぁ簡単に言うとナイフをふって鎌鼬をおこし対象を斬る。
切れた鋼樹を龍牙が観ると特性が変わっていた
「どうゆう事だ?」
切れた鋼樹の特性は次のとおりだ
[切れたことにより鋼以上の硬さは一時的に消え加工しやすくなった。
加工者が加工終了と思うまで鋼以上の硬さは一時的に消えたままだ。]
「加工しやすくなっているのか!
硬いままなら大まかに斬って木刀を造るつもりだったけど、日本刀を造るみたいにして細かく造るか。それにしてもなんで俺は日本刀の造り方しってんだ?」
龍牙はそのことが気になり他にも本来なら自分が持っていない知識が身についていないか確かめることにした。
「日本刀の造り方以外に建築、農業、経済等などやら漫画、ゲーム、ライトノベル等に出てくる機械、武術、魔術等などといった知識が身についている?
まぁ良いかこんな知識が身についていて困るどころか助かるな!」
割りきった龍牙は鋼樹を使って日本刀と同じように鞘、刀身、鍔、切羽、はばき、柄、柄頭等を造り日本刀と同じ造りの木刀を造った。
「この木刀の銘は木刀樹だな」
銘をつけ完成だと思うと樹から何か観えた
「は?」
龍牙が観たのは
[草薙龍牙によって鋼樹を100パーセント使用し造られた木刀 樹
切れ味は木刀としてはあれ得ないほど有す。
使用し鋼樹をも容易く斬ることが出来る。
納刀時自動修復される。
草薙龍牙以外が使用するとただの木刀になる。]
「これはおかしいだろ?…………まさか!このナイフもか?」
龍牙は自分の使っているナイフを観る
「あれ?このナイフ買った時と同じ新品同様になってる?」
[異界のナイフ
草薙龍牙に長い間大切に扱われ龍牙以外に使用できなくなっているの。
切れ味は上昇。
自動修復、不破壊が付いている。]
「モーイイヤーどうにでもなれ。」
龍牙はナイフを視た結果気にするのを辞める。
そして龍牙は樹を使い周りの鋼樹を斬りだした。
自棄になって斬っているのではなく、何故か持っている建築の知識を使い拠点を造ることにしたため、
その為場所を確保するためと拠点を造る資材調達の為に鋼樹を斬りだした。
そして気がついたら日が傾きかけていたしかし拠点は完成した。
「できたー、ってもう日が沈みかけてる?
いや違う?感覚からしたら5日たってる?
おかしいだろ?5日ぶっとうして拠点造って腹も減らない疲れないそれどころか5日で地上三階地下四階の家ができるか?
どうなってんだ俺は?」
そう龍牙が拠点を造りだしてから5日たっていた、
「モーイイヤー深く考えるのは辞めて異世界だからでいいやー」
この不可解な事について龍牙は考えるのを辞め、できたならそれで良いと割りきり。不眠不休でできたのはアドレナリンが以上に出ていたとゆうことにし食料確保に向う。
「兎みっけ」
兎を見つけた龍牙はいつもどうり気配を消し兎を狩る。
そして拠点に造ったかまど (拠点を造ったとこらから少し離れた所にある岩山から岩を斬り取って手頃な大きさにしそれを重ねて組み上げたかまどだ暖炉も同じようにして造っってある)で兎肉を焼く。
焼いた肉を食べ終わると二階にあがり寝ることにした (ベットはたまたま見つけた綿の様なものを集めて造ってある)
次はヒロインを出し龍牙のステータスを出したいと思っています