【一章まとめ】「やっぱり先輩は変態だから」
12/7 一章補足として割り込み投稿いたしました。
*登場人物(一章終了時点)
・ナナセ
十六歳の誕生日、酒場だけ譲って貰う予定が両親が出ていってしまったので食堂やら宿屋やらもセットで貰い受けてしまった、八の字前髪と眼鏡がトレードマークの、ガタイがいいだけな普通の女の子。一応主人公。
後輩からないがしろにされるのが最近の悩み。
・オーガ
本人曰く『貴族の豚』の家で育てられてきた十五歳のひねくれ毒舌少女。
セミロングの髪を一つ結びにして黒いローブとモノクルを身につけている。ローブの下は普通にこの国の衣服。魔力や潜在能力がとんでもないらしいが本人はガチで興味がないらしく毎日眠そうにカウンターでグラスを磨いている。
・ナミラ
実家で整体やマッサージについてガッチリ仕込まれて生てきたらしく、十五歳にしてかなり腕の立つ整体師である。整体師用の制服を眼鏡と共に常に着用しており、前世のトラウマにより前髪をつくらず、髪は全部まとめて後ろで一つに結んでいる。つまり、オールバック。そして、家柄らしいがやたら運がいい。
・ミキレイ
オレンジピールと共にお届けされた、先輩いわく『センスに満ち溢れてる』十五歳の少女。工房担当。ワカメのようにうねるセミロングの黒髪と眼鏡が特徴。東之国の衣服(甚平に近い)を適当に着こなしている。信じられないほど運が悪く、なにもないところで転ぶのは日常茶飯事である。扱いがナナセの次に酷い。
・ハモォヌ
もじゃっと黒髪がアイデンティティな十五歳の女の子。ガッチリ系の体にチャイナ服のような民族衣装をまとっている。基本は酒場の料理や接客を手伝っているが、本業は同人作家で日夜創作活動に勤しんでいる。テンションの高低差が非常に大きいため周りがついていけないことがよくある。
・クレイモア
海月館の常連。オカマバーのママ。
・ホシティオス+ナガイティール
ハモォヌの書いた、『理数のススメ』シリーズの登場人物。
一部に熱狂的なファンがいるらしい。
*国
・私達の国
永世中立国。国民の体格は普通。若干平和ボケしているが、そのくらい平和である。小さな国で、地域に寄って色々な物が取れるのでこれといった名産品はない。ちなみに、海月館周辺では植物、野菜、花、果物なんかの農産物がよく取れるし美味しい。
食材の素はいいのに調味料の使い方が下手らしく、料理が美味しくない。