236列車 120円
1.名前は?
北石正斗です。
2.男?女?それとも阿部さん?
男です。
3.学生?社会人?
学生です。
4.好きな番組は?
マギ。
5.今、何してる?
解答してる途中。
6.愛読書は?
マギ。
7.もし自分の子供が同じ進路志したら、どうする?
無いと思う。
8.部屋に小説は?
何冊あるかわかんない。
9.最近の悩み事?
キハ25系見たことない。
10.怖い話は苦手?
大丈夫だよ。
11.鉄道ネタなら。好きな車両は?
キハ40、キハ47、キハ48。って全部キハ40系だろが。
12.皆さんにすすめたいもの(なんでもあり)
のんびり。
13.好きな歌・アーティスト?
テールライト。
14.好きなスポーツ?
短距離走。
15.生まれ変わるなら、男性、女性どっちがいい?
他っていうのはなし・・・。
16.嫌なことは?
キハ25系天竜浜名湖鉄道に入れようぜ。
17.自分が嫁って言っちゃうぐらい好きなもの?
・・・。
18.最近はまっているもの(何でもアリ)?
キハ25系。
19.一番行ってみたい時代?
時代・・・。
20.これまでの悔いは?
何で北海道に生まれなかったんだろう・・・。
21.一番行ってみたい場所は?
北海道と四国。
22.自分の手元にあったらいいなって思うもの?
どこでもドア。
23.自分にもし裏があるとしたら、それはどんな性格?
裏は少しは厳しくないのかなぁ・・・。
24.自分の理想の立ち位置はクラス何位?
1番上じゃなければね。
25.一番立ち会いたい現場はどこ。
駅。
10月26日7時。僕は今萌と一緒に京橋の京阪電鉄とJRの改札口の間にある広場にいた。上には京阪電鉄が通っており、その下をJRはくぐる形で走っている。今は自分の耳が雑踏と時々やってくる京阪電鉄が出す線路のつなぎ目の音。そして、JRの車両が走行するときに出す、モーターの音が耳を包んでいた。
「フゥゥゥゥゥゥゥゥゥ・・・フゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ。」
「40N体質改善の201系か・・・。」
「・・・。」
40NとはJR西日本が国鉄車両を対象に施した更新工事のこと。40と言うのは耐用年数のことで、製造以降40年ぐらい走行できるという目安である。40N体質改善車はそれまで目立っていた屋根と車体の区切り目をできうる限り分からないようにしてあり、腐食の原因にもなる窓ガラスを腐食防止のためにガラスに付け替えるなど、様々な更新がなされている。他にも40N体質改善車は雨どいがすべて隠されている。今の車両と同じようにどこに雨どいがあるのか見た目で判断することが難しい車両となっている。
「ゴォォォォォォォォォ・・・。」
時同じくして、天王寺方面行きが入って来た。車両は少数派になりつつある103系。しかも30N体質改善車だ。30N体質改善車は40N体質改善車とは違い、国鉄車の原形をとどめているものが多い。雨どいや窓ガラスの配置は国鉄時代のものを残している。
「・・・。」
「「紀州路快速」には225系がよく行くようになったねぇ・・・。」
「まぁ、あっちは5000番台(225系)が多いんだから仕方ないでしょ。」
ふとあたりを見ると京阪電鉄の改札からJRの改札へ向かっている人の流れが増えた。恐らく京阪電鉄の列車が京阪電鉄の京橋に入ったのだろう。そして、その通りに電車が発車していく音がした。このとき大阪環状線の桜ノ宮・大阪方面に立っているビルを見るとあさひの陰で動いている電車の影がうつる。しかし、それが何系なのかは判断できない。
しばらくたつと、今度は「大和路快速」の221系が発車していった。
「1Mの221系「大和路快速」8両かぁ・・・。珍しいね。」
ふと声がした。高槻だ。
「高槻。」
「よーす。まぁ、今日は淀屋橋まで御堂筋線におわせになって、そのあと京阪電鉄で来たんだけどねぇ・・・。」
「あっ。そうか。千里中央だったら、そこまで来てもいいしね。ていうか。梅田で降りて、北新地でJR東西線でもよかったんじゃない。」
「いや、北の人間からしてみれば、京都行く時に京阪電鉄使わないからね。時には乗ってみたいと思ってたんだ。まぁ、当たった車両は8000系じゃなくて6000系だったけどね。」
8000系、6000系と言われても。京阪電鉄はほとんど何も分かんないのだ。しかし、8000系がダブルデッカー込の編成であることは分かるし、6000系が角張った顔をしている今の京阪電鉄の顔であることも分かる。
「で・・・。」
また高槻が口を開いた。僕の耳にも高いノイズが聞こえてきた。VVVFインバーターの音だ。
「225系5000番台と223系2500番台の0番台込の編成。ムチャクチャだなぁ・・・。魔編成だよ。あれは相性最悪だね・・・。」
「・・・。」
また時間が経つと草津がやってきた。どうやらさっきの魔編成に乗ってきたようである。あれ。高槻も草津も千里中央から北大阪急行電鉄に乗って、大阪市営地下鉄御堂筋線に乗るはずなのに、何でJRなんだ。聞けば、草津はここら辺の私鉄はほぼ全区間乗車しているそうだ。最後に栗東が集合して、これで、班員全員集合。今から学研都市線の普通松井山手行きに乗車して、途中の放出まで行く。
全員が集合したことを難波さんに告げて、学研都市線のホームまで少し駆け足。8時10分に京橋を発車する松井山手行きは207系1000番台7両編成。車内にあるポールや吊革は危険時に捕まりやすいよう黄色い警戒色に塗られている。この車両の6号車(サハ207形)に乗り込む。できれば電動車の7号車(クモハ207形)か5号車(モハ207形)に乗り込みたいところだが、団体行動であるから、そういう個人的な欲求は封印することにしよう。放出に到着したら、今度はおおさか東線の列車に乗車する。
乗り換えたとき草津が少しあたりを見回した。誰かいるのだろうか・・・。
「どうした。」
「いや。近畿たちがいるのかなぁと。」
「・・・ああ。そう言えば、あいつら俺たちとほぼ同じ行動だったよなぁ。尼崎までだっけ。」
「いや。火曜の発表の後あいつらは鴫野スタートの大阪城公園終わりに切り替えたんだけど・・・。乗ってても見えねぇなぁ・・・。」
「鴫野かぁ。じゃあ、同じ列車に乗ってる。」
「ああ。終わりまで全部同じ列車だよ。まぁ、できうる限り違う車両には乗るようにはするけどなぁ。」
「でも。無理なところもあるよねぇ。」
「まぁな。」
結局放出から一緒と思われる近畿たちを乗車している状態では発見することができず、久宝寺に到着。久宝寺でおおさか東線の列車は回送列車となるために下車。ここから8時42分発の快速加茂行きで、次の駅である王寺まで揺られる。当該列車は221系の8両固定編成。網干からの転属車であった。
221系に揺られて、奈良県入り。そして王寺到着。ここは近畿が毎朝立ち寄っている駅だね。王寺から僕たちは乗り換える。この先僕たちが乗ってきた快速は奈良に行く。しかし、そのまま奈良に行ったのでは距離をそんなに稼げないし、運賃で他の班に先を越されてしまう。だから、和歌山線に乗り換えるのだ。和歌山線で乗った車両は221系であった。
「へぇ。こんなところでも221系使ってるんだな。」
高槻がそうつぶやいた。
「知らなかったのかよ。こいつが運用に入ることはもう珍しくないぜ・・・。でも、まさかの1Mとはなぁ・・・。」
草津が221系の屋根を見た。221系の屋根には4両編成中2両にパンタグラフがある。この組成は221系としては少ない方で4両編成は1つのパンタグラフしか装備されていない例のほうが多い。まして、朝見た時みたいにこの編成だけで「大和路快速」などが組成されることはもっと珍しいことだ。
「ドアの横のボタンを押してください。ドアが開きます。」
電子音系の女声の声がホームに響いている。王寺駅5番線に停車している221系4両はドアを開けていない。開いているドアは4両編成の12枚の扉のうち1枚。階段に一番近いものだけだ。
「えっ。マジで。ドア開くの。」
栗東が興味を示した。確かに。栗東がすんでる南草津じゃあそんなことしてないかぁ・・・。栗東は近くの閉まっているドアに行って、ドアの横にあるボタンを押した。するとドアが開いた。臨地研修で、ドアを手動でなければあけることができない電車しか走っていないところに行ったことのある僕としてはそんなに珍しいことでもない。でも、地元私鉄がオートだからなぁ・・・。
「なぁなぁ。閉めてよ。」
「なんでだよ。開けたんなら閉めればいいでしょ。」
「いやぁな。ドアを閉めるボタンを押して、車掌が閉める前にドア開けたらどうなるのかなぁって・・・。」
「壊れるからやめろよ。」
さて、王寺を発車して、221系が走るところとは思えないぐらいの風景がかすめる。そこそこのスピードを出して、高田に到着すると、木ノ本、留萌、内山、蓬莱、瀬野チームとも合流。そうか。僕たちの班と同じ経路をたどるのは駅数以外のチームなんだ・・・。高田から乗った105系電車は地域色一色。走行中は縦に揺れえの横に揺れえの。いつ壊れてもおかしくないぐらいの揺れを伴いながら、走って行く。
奈良に到着したら、今度はまた221系にお世話になる。この列車で今度は加茂まで向かう。
「あれ。近畿たちは乗らないのか。」
「ああ。俺たちは次の電車で行って、加茂に行くから。」
んっ。言っていることがおかしくないか。
「いいのかよ。加茂から先は列車少ないぜ。」
「いいんだって。加茂で追いつくからさぁ。」
なんか自信満々なんだけど大丈夫なのかなぁ・・・。加茂と柘植の間は1時間に1本の列車があれがいい方だ。確かさっさと行かないと接続が・・・。
「分かった。じゃあ、加茂で待ってるからなぁ。」
高槻がニヤニヤ笑いながら、そう言った。
「高槻・・・。」
「いいって。後で待ってるからなぁ。」
そう言っていると10時13分発の「大和路快速」のドアが閉まった。
「・・・。」
「いいの。高槻君。」
萌が聞いた。
「いいって。後で「やってもたー」ってメールが来るかもしれないぜ。」
何。高槻。それ面白がってるのか・・・。
まぁ、225系に使われるモケットがつつんでいるシートに腰を置いて、平城山、木津とやってくる。木津の次が加茂である。その加茂に到着する直前だった。
「んっ。」
草津が何かに気付いて、ポケットに手を入れた。
「なんだった。近畿じゃないのか。」
「えっ。ああ。高槻の言ったとおりのメールが来たよ。」
「アハハ。教えてやればよかったかなぁ。」
「最低だなお前。知ってたなら教えてやれよ。」
「いやぁ。少しは近畿が困ってるところも見たいのだよ。」
「困るんじゃなくて、実質終わりが1時間延びるだけだよねぇ。もう学研都市線とかに乗るわけにはいかないんだし・・・。」
「まぁ、仕方ないね。やっちゃったんだし。」
加茂に到着して、次はつげまでキハ120系ディーゼルカーに揺られる。レールバスほどではないけど、こじんまりとした小さなディーゼルカーである。
これに乗った乗客の数が異常だった。
同じことは東京、新潟、福岡でもできます。しかし、金額は多少違います。なお、新潟、福岡は回るルートが結構限られます。東京は大阪と同様決行回る方法がありますが、やるときは綿密に計画を立てて、列車が遅れないことを祈りながら、回りましょう。もちろんこの方法の場合特急・急行列車への乗車はできません。途中下車も不可能です。




