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MAIN TRAFFIC2  作者: 浜北の「ひかり」
Sasago Vocational College Episode:1
40/108

224列車 ツイッターマル

1.名前は?

 諫早轟輝です。


2.男?女?それとも阿部さん?

 男です。


3.学生?社会人?

 学生です。


4.好きな番組は?

 鉄道模型チャンネル。ググって遊ぼう。


5.今、何してる?

 考え中。


6.愛読書は?

 鉄道模型。


7.もし自分の子供が同じ進路志したら、どうする?

 好きにさせとく。


8.部屋に小説は?

 ない。


9.最近の悩み事?

 ここをどうすればいいのか。


10.怖い話は苦手?

 大丈夫だ問題ない。


11.鉄道ネタなら。好きな車両は?

 223系6000番台。


12.皆さんにすすめたいもの(なんでもあり)

 魔改造。


13.好きな歌・アーティスト?

 日立製VVVFインバーター。


14.好きなスポーツ?

 直立。


15.生まれ変わるなら、男性、女性どっちがいい?

 男性。


16.嫌なことは?

 魔改造したの壊したら、殺す。


17.自分が嫁って言っちゃうぐらい好きなもの?

 魔改造。


18.最近はまっているもの(何でもアリ)?

 113系3800番台。


19.一番行ってみたい時代?

 火の車。


20.これまでの悔いは?

 113系3800番台の作り方ミスった。


21.一番行ってみたい場所は?

 JR西日本。特に広島支社。


22.自分の手元にあったらいいなって思うもの?

 工具。


23.自分にもし裏があるとしたら、それはどんな性格?

 なんか。


24.自分の理想の立ち位置はクラス何位?

 頭はそんなによくなくていい。


25.一番立ち会いたい現場はどこ。

 自分の仕事場。

 8月1日。僕は結構早起きをした。それは今日僕たちの地元である浜松(はままつ)に帰るからである。本当なら半日あれば行けるところをあえて、1日かけていこうというものだ。そういう提案をしたのはもちろん(もえ)え。そして、僕がその計画を作った。

(なんで変えるだけでこうなるにかなぁ・・・。)

僕はそう思いながらも、部屋を出た。コーポを出るときは当然もえも一緒。そして、今いるのは朝の大阪(おおさか)駅である。ここで待っているのは6時43分発の「丹波路快速(たんばじかいそく)福知山(ふくちやま)行き。途中の篠山口(ささやまぐち)まで揺られる。入線した車両は223系6000番第4両。この時間に4両で足りるのかと思ったが、現状4両でも大丈夫だった。

 篠山口(ささやまぐち)で「丹波路快速(たんばじかいそく)」から降り、その次に乗る列車は9時27分発普通福知山(ふくちやま)行き。「丹波路快速(たんばじかいそく)」が福知山(ふくちやま)まで直通するなら「丹波路快速(たんばじかいそく)」で福知山(ふくちやま)まで行ってもよかったのだが、ここで「丹波路快速(たんばじかいそく)」の写真を撮りたいがためにここで下車した。そういういきさつを経て、今は9時27分発の223系5500番台の中である。

「はぁ、この先福知山(ふくちやま)まで行くんでしょ。」

(もえ)がそう言った。

「誰だよ。小浜(おばま)のほうまわって浜松(はままつ)に帰ろうって言ったの・・・。少しは我慢しろ。」

僕は命令気味に言った。

「だって・・・。乗りつぶしマップなんてもらっちゃうとどんどん乗りつぶしたくなるじゃん。」

(気持ちはわからないわけじゃないけど・・・。)

今座っているのは223系の中では珍しいロングシート。313系2500番台などと違ってふかふかとしたシートが特徴的だった。さすが東海や東日本と違う。

 9時27分。223系5500番台は篠山口(ささやまぐち)を発車した。篠山口(ささやまぐち)から福知山線(ふくちやません)は単線となる。単線に分け入るととても223系が走る場所にふさわしくない風景が広がった。周りは山、山、山。そして、田んぼ、田んぼ、田んぼ。のどかな風景が続いている。223系がJR西日本の通勤車両として現段階で最大勢力だが、こういうところまで運用を広げているというのはちょっと信じがたい。

 途中で篠山口(ささやまぐち)に向かっていく「特急こうのとり」と223系5500番台と駅ですれ違い福知山(ふくちやま)に到着。福知山(ふくちやま)ではまた時間がある。ただいまの時刻は10時23分。福知山(ふくちやま)を出るのは12時50分。なんでこんなに時間が空いているかというと小浜線(おばません)への接続のためである。小浜線(おばません)地方交通線(ちほうこうつうせん)と呼ばれる線路の一つ。地方交通線(ちほうこうつうせん)の特徴としては列車の本数が少ないことだ(幹線(かんせん)でも列車が少ない区間は存在するため、それが特徴とは断言できない)。途中で東舞鶴(ひがしまいづる)まで足を延ばす列車は設定されているが、その先がない。そして、その列車で行ったとしても、結局小浜線(おばません)の乗る列車が変化するわけではないのだ。

「なんでこんなところで待たされなきゃいけないんだか。」

(もえ)がまた文句を言った。僕はこれぐらいと思っているけど、(もえ)のほうはしょうがない。待つことが少し苦痛なのだ。

「まぁ、列車がないんじゃ仕方ないね。」

J西(ジェイにし)に言ってここの列車本数増やしてもらおうか。」

「増やしてどうするんだよ。小浜(おばま)を。僕はそっちより「丹波路快速(たんばじかいそく)」を全列車8両に増強するほうがいいと思うね。あの時間は4両で足りてたけど、さすがにね。」

僕は乗ってきた「丹波路快速(たんばじかいそく)」の車内を思い出した。あの中では立客が結構いた。完全に8両でなければいけないわけではないが、225系6000番台の6両編を使った列車にしてもいいと思っていた。つまり、乗客が着席できる定員を増やしたらどうかというのが僕の思っていることだ。

「ナガシィはそっちのこと言いたいんだ。」

「えっ。まぁ。」

「じゃあ、私はなんて言おうかなぁ・・・。」

そんなこと考えだしてどうするんだよ。まぁ、ここに来る列車をちょっととったらお昼にした。お昼を食べて戻ってきて、家に帰る時にお土産持ってきてといわれていたからお土産を買って、12時50分発の列車を待った。12時50分発の列車はまた223系5500番台。しかし、一つ違いがある。それはパンタグラフがひとつしかないことだ。えっ、それだけと思うかもしれないが、ここは結構重要だ。ここ結構重要だ。重要なので2回言った。

 さて、5500番台に揺られて東舞鶴(ひがしまいづる)東舞鶴(ひがしまいづる)に到着すると小浜線(おばません)の125系電車が止まっている。125系は単行でも運用できるように1両単体の構造となっている。つまり、電車におけるすべての設備が1両に集約されているのだ。

「さて、小浜(おばま)ですか。この先ながいよね。」

「長い言うな・・・。」

東舞鶴(ひがしまいづる)を発車するとすぐにこれを聞くことができた。

「トゥン、リィン、トゥン、リィン、トゥン、リィン、ルゥン。」

125系のミュージックホーンだ。223系のミュージックホーンとちょっとだけ音の感じが違う。それは僕でもわかった。大阪市営地下鉄(おおさかしえいちかてつ)の新しい車両(例として10A系や30000系、更新を受けた20系など。)が警笛の音が少し低いと近畿(きんき)が言っていたが、そっちは僕にはあまり理解できなかった。

 125系は快調に飛ばしていく。時折入れ替えで東舞鶴(ひがしまいづる)行きの列車とすれ違う。僕たちは敦賀(つるが)寄りの進行方向右側のロングシートに座っていた。このロングシートはロングシートと呼べるほど長くない。中は223系のような転換クロスシート。このような車内設備をセミクロースシートというが、それ以上は触れないことにしよう。(もえ)と座ると125系のロングシートは容量いっぱい。本当なら3人座れるのだけど、(もえ)が占拠しているから・・・。はぁ・・・。

 と言っても(もえ)だって大人だし、混み合って来たら、席を譲るぐらいのことはするかぁと思いつつ前を見た。しばらくすると駅に近づいた。小浜線(おばません)の駅のほとんどはホームに入る前に変に曲がっている。これはもともとこのような駅に入れ替え設備があったことを物語っている。これは両方に分かれるポイントレールの名残で、今単線の線路しか走っていないホームは国鉄時代には線路に挟まれていたという証明である。今使われている鉄道設備の中にもそういうものがあるかもしれない。なお、このような跡はローカル線に多い。それは昔、ローカル線にも貨物列車が走っていたりして、今よりも列車の本数が総合的に多かったことによるものが大半だ。

 さて、そろそろ小浜線(おばません)にも飽きてきたところで、敦賀(つるが)に到着。

「ようやっと敦賀(つるが)着いたー・・・。」

(もえ)が伸びをした。

「・・・。」

「次何時の列車。」

「16時05分。6番線だって。あっち行こう。」

僕は(もえ)を促した。敦賀(つるが)駅は今改良工事中。上に足場などが組まれていることが小浜線(おばません)ホームからも確認できる。跨線橋ができるのだ。確かに。敦賀(つるが)駅のホームに上がるための設備は今階段しかない。これは障害者にとっては相当痛いことだろう。そういう設備にすることでバリアフリー化を進めているのだ。

 16時05分発の列車は521系。久しぶりにお世話になる521系だ。1年ぶりかなぁ・・・。新疋田(しんひきだ)で後続の「特急しらさぎ」、「特急サンダーバード」の順で通過待ち。それがすんだら、またその先に進んでいく。長浜(ながはま)まで来たら、その先はJR西日本のフラッグシップ。新快速(しんかいそく)である。それが223系の1000番台の8両第4編成であり、8号車(クモハ223形)から6号車(サハ223形)までのシートが225系使用のシートに切り替えられているのを確認した。

 米原(まいばら)に到着したら、今度はJR東海の出番。まずは117系の普通列車に揺られ、313系の特別快速(とくべつかいそく)に揺られ・・・。

「ナガシィ・・・。」

話しかけてみると寝入っていた。ちょっと強引に叩き起こし、

「何・・・。」

「ねぇ、ちょっと暇だから話し相手になっててば。」

「えっ・・・。」

僕はちょっと外を見た。まだ外は夕日で明るい。しかし、着実に日は落ちている。

特別快速(とくべつかいそく)なのに、特別快速(とくべつかいそく)じゃないマル。」

「・・・。」

「もうちょっと飛ばしてもいいんじゃねマル。」

半分やけくそである。

「プッ。確かに。」

「普通がいないなら飛ばしていけよ。特別快速(とくべつかいそく)って特別に遅いの間違いかマル。」

「フフ・・・。」

(こんなくだらないことでも(もえ)ウケるんだ・・・。)

ふと外を見ると駅を通過した。さっき大高(おおだか)を通過したということはここは南大高(みなみおおだか)である。

南大高(みなみおおだか)通過ワラワラ。」

「・・・南大高(みなみおおだか)通過ワラワラ。エヘ。」

特別快速(とくべつかいそく)の社内ではずっとこれを続けた。やっているうちに僕がどんどんはまってしまった。こういうことにはまるのって僕はおかしい人だろうか・・・。そんなこと関係ないかぁ。前面展望の次の特効薬かもしれない。

三河安城(みかわあんじょう)・・・。特に新幹線(あっち)つぶしていいんじゃない。かっこ笑い。」

「フ・・・言える。」

「でも・・・つぶす前にもうつぶせなくなった。」

「そうだね・・・。」

そういうのは三河安城(みかわあんじょう)での通過待ちが存在するから。今新幹線の駅においてどこもつぶすことができないというのは僕もちゃんと理解している。ただ、つぶしてもいいんじゃないかなぁって思っているのは事実だ。だって、在来線の快速までも通過する始末である。

「今相見(あいみ)通過したね。ワラワラ。」

「ウフフ・・・。」

(こんなのでも本当にウケるんだ・・・。)

特にこれは自分が思ったことしか言っていない。だから、誹謗中傷マックスな単語も時々出てくる。いや、もう出てきてしまっているかもしれない。

「あっ。見てはいけないものを見てしまったかもしれない。かっこ泣き。」

説明しよう。「見てはいけないもの」とは新幹線のことである。これどれぐらい共感する人がいらっしゃるかなぁ・・・。

「へぇ・・・。」

(あっ。ヤバい・・・。)

心の中で思ったことは大概あたる可能性がある。進行方向右側に座っていてある意味救いだと思った。

「さて、さて、豊橋(とよはし)着いたよ。ワラワラ。」

乗り換える列車を見たら、

「最後は界磁チョッパで我慢しよう。かっこ泣き。」

発車の時には、

「界磁チョッパ。やっぱり嫌いだ。かっこ泣き。」

しばらくそんなことを言いながら、(もえ)を楽しませていると、

「ナガシィ。見てみて。」

「えっ。」

その方向を見てみると「見てはいけないもの」が東京(とうきょう)に向かって走って行った。

「・・・。」

目をそらそうとすると、(もえ)がそれをさせなかった。目を閉じるとふつうに(もえ)の攻撃の餌食になった。結論として僕は(もえ)にいじられるしかないのか・・・。

 浜松(はままつ)到着20時24分。久しぶりの浜松(はままつ)である。マックスで食事をして、家に帰ると21時50分ごろ。それから寝たのが0時ちょっと前。

(戻ってきたなぁ・・・。しばらくは骨休めかぁ・・・。)

目を閉じて、すぐに寝入った。

(今日は電車のおかげで病院に緊急入院だマル。)


擬音表現は大変なのです。ですから、音のちょっとの違いというのは某動画サイトで検索。あっ。検索しろと言っているわけではありませんから、調べなくてもいいですよ。

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