‡羽前家‡
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‡羽前家‡
(うぜんけ)
真備と凪の実家で桜時市では大きな権力を持つ名家。
しかし、その実態は日本国内でも三大陰陽師家と呼ばれるほどの巨大な力を持った陰陽師の家系である。
代々この家に生まれる男児は【当主】女児は【姫】と呼ばれ真備はこの羽前家の時期10代目当主、凪はその補佐をする姫である。
陰陽師という家らしく生まれてくる子供には男児女児関係なく戦闘訓練を受けており、男児は【羽前流式紙術】女児は【羽前流結界術】をマスターしている。
実は上記の戦闘訓練以外にも生まれてきた子供を保護する守護妖と呼ばれる者がおり、真備には犬神の【鋼弥】凪には九尾の【楓】がつき、それぞれに力を与えているが……。
凪が継いだ【予知夢】の力は危険な未来を避ける為の力だが、それが災いして危険な未来を見る夜に凪が恐怖するようになった。
また、真備が受け継いだ力は現在のところ不明だが昔一度だけ発動したとき見ていた凪曰わく“真備の力は危険”と言わせるほどの力が宿っている。ちなみに真備は自分が力を使ったときを覚えてないため自分の力を知らない。
現在の当主は真備と凪の父である【羽前晴明】が勤めていて姫はその妻、つまり真備と凪の母親である【羽前若菜】が勤めている。
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