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運命と奇跡
「運命って素敵でしょ?」
君の口癖だったね
どうしたってわかんない僕はただ 黙り込んでた
こんなことになるなんて 思いもしなかったけど
これも 君の言う”運命”なら 僕は御免だよ
ましてやサダメなどと 呼びたくなんかないのさ
定められた未来が こうなると告げるのなら全力で
壊しに行くよ…
君とまた笑えるよな 未来を一緒に作るから
「奇跡も綺麗だよね…」
二度目の君はそう いうようになってまたわかんない僕は
やっぱり 黙り込んだ
だけどその”奇跡”も やっぱり君を救えなくてさ…
気まぐれな 奇跡はなにも変えちゃくれなかったから…
運命 お前を素敵と呼んでくれた君なのに…
奇跡 お前を綺麗と呼んでくれた君なのに…
運命も 奇跡も 君を守ってくれなかった。
だから 僕は 奇跡も運命も 嫌ってやる。
そのどっちでもない なにかで
運命でも奇跡でも救えなかった 君を守って
もう一度 一緒に 未来を待とう ずっと一緒に……。
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運命も奇跡もどれだけ焦がれてみたって
あの日の君を救ってくれないのなら もうどちらも信じたりはしない




