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本を読むこと
本を読むことは
違う世界を旅すること
ひとつしか歩めない人生ストーリーを
よくばりにも手に取った数だけ旅できる
ちょっとお得な 旅行だね
本を読むことは
物語の幕を開けること
本の表紙は物語への扉 鍵はかけてないで待ってるよ
いつでも おいで 物語の向こうは
君が開いてくれるのをずっと待っている
本を読むことは
出逢うこと
物語の人物に 空想の世界に 初めての言葉に
見たことのない脳裏に浮かぶ空想のイメージに
誰かの言葉が紡いだ ………物語に。
午後三時の窓辺 今日も僕は扉を開く。
今日は子供じみた空想の 勇者になって ちょっとその向こうまで
"いってきます"




