表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
41/51

優しすぎる君へ

君の手を離すのは …不安になる。


ときどき、怖くなるんだよ…




一度離してしまったら最期、


もう二度とその手が見つからなくなる気がして…


二度、


次にその手を握るときは冷えきっていそうでさ…






ねぇ…?


僕がもし、君とほんのすこし離れたら?


君がほんのすこし独りを過ごす時間があったらさ


君はなに思ってるの?


黒いその瞳の奥に 何を映してますか?


少し潤んだその膜は もしかして 涙 ですか?


それとも それとも、、








君を一瞬でも忘れてしまうことは怖いな…


次に振り返ったとき、君はきっと一人笑って


どこかに消えてしまっていそうでさ


「ばいばい…」


って 笑って…


そんで






泣いていそうでさ…


君って  泣くのは上手くできないのにさ


笑うのはすごく上手なんだよね…


         「ねぇ、辛いことがあったらちゃんと言ってよ?」


また一人で背負いこもうとするのだろう。


それを心のどこかで気づいていたのかもしれない。


「平気だよ、大丈夫だからさ ね?」


だけど君はいつも心配する私の頭をくしゃくしゃと何度か撫でてふざけて誤魔化してしまうんだ。


そして、曖昧なままで。誤魔化したままで。




……今日も、何も話してくれなかったよ…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ