前へ目次 次へ 32/36 音色とともに まだ心に素直だったときには 言葉が足りなくて、うまく言えなかったね だけど もう言葉を幾つか覚えてきた今では 次は心が嘘つきがすごく上手になっててね、 いつだって ほんとのきもち 隠れている 震えながら 気付いてほしくて… 知ってほしくて… ―――――…『あのね…』 だから僕は 唄を唄うよ 優しい音色が だいじょうぶだって 囁いてくれるの だから届けよう 少しずつだっていいよ うまく話せなかった想いよ、今唄となれ うまく話せなかった心よ、音色とともに風に舞え