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朝  目覚めるとすぐに気付ける




カーテンの向こうから   吹き抜ける




鼻を掠めていく      風が運ぶ、夏の香り






それは  夏の自由な時間のように儚くはじけるサイダー




それは  眩しく水面に反射するひと筋のうだるさの残る暑い陽射し




それは  素足で駆けだす少女のような解放感




それは  暗く立ち込めた闇夜に咲く一輪の花




それは  風に揺られ水色がこの景色に溶け込むすゞの音ね




それは  青々と茂る木々の隙間で聴こえる夏虫の音ね






今年も  やってくるのだ




時の流れにのって…    幾度の季節を重ね…




また、  やってくるのだ






この町の何処かで  風に揺られた風鈴のが  鳴きました。




この町の何処かで  暑さに目覚めたようなむしが  鳴きました。






サイダー色のはじける夏は  あの季節は










………もう、すぐです。 









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