表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

IT狂騒曲 ― 火消し屋 澤村拓也

作者:糸井宙界
 IT業界には、誰にも頼れない〝最悪の夜〟がある。納期前日、システムは動かず、顧客は激怒、上司は責任を押しつけ、プロジェクトは崩壊寸前。

――その夜、ひとりの男が呼ばれた。

 彼の名は、澤村拓也。表向きは、地味な中堅システムエンジニア。だが、業界の裏ではこう囁かれていた。

〝火消し屋〟

 現代のIT業界を舞台に、凄腕の元プログラマー兼プロジェクトマネージャー、澤村拓也の活躍を描く熱血ヒューマンドラマ。澤村は表向きはプロジェクトの進行管理を担う平凡なSEだが、裏では高度なプログラミング技術で難題を解決し続ける「火消し屋」だった。彼のもとには多くのトラブルが舞い込み、数々の難関プロジェクトが次々と押し寄せる。

『IT狂騒曲 ― 火消し屋 澤村拓也』

 コードの一行に込められた熱意、チームの絆が困難を乗り越えていく姿。技術者だけでなく、挑戦を恐れずに成長し続けるすべての人に送る。IT業界のリアルな側面をエンターテインメントとして楽しみたい読者へ!!

――――――――――――――――――――――

登場人物

澤村・・・本編の主人公。表向きは中堅SEだが、裏に高度なプログラム技術を扱い難題を解決する〝火消し屋〟 過去に某中央省庁が主導する国家的DXプロジェクトに従事。AIの暴走により死亡事故が起こり、その時から火消し屋として生きることを決める。

咲良・・・澤村の率いるプロジェクトのテスター(試験要員)。まだ若いが、膨大なテストケースをこなす粘り強さがある。澤村の過去に興味を持ち、次第にその人間性に惹かれていく。

鬼頭・・・澤村の率いるプロジェクトのプログラム開発者。極限までに研ぎ澄まされたエレガントなコードは、時にテスターである咲良を悩ます種となる。澤村とは古くからの付き合いで、その隠れた能力に一目置いている。

木下・・・社内のネットワークインフラを管理するエンジニア。鬼頭に次ぐ二番目の古株。いつも飄々として、澤村を信頼しつつも、どこか距離を置く。咲良の勢いに巻き込まれる形で、澤村たちと行動を共にする。
第1章 ZERO-CODEの残滓
1.火消し屋
2025/06/01 08:14
2.疑惑のテストケース
2025/06/01 16:41
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ