八尺様と世界一背が高い女はどっちがデカいの?
前回の続き…
「八尺様と世界一背が高い女はどっちがデカいの?」
「記録上で世界一は、中国のソウキンレンって女性が248cmだな」
「242cmちょっとの八尺様~!」
「まあでも八尺様は日本だから、日本人として考えるとその身長は男女問わず居ないだろうねえ」
「…はっ!何かアタシ、一生分の『八尺』を言った気がする!」
「つかれてるのよモルダー…二つの意味で」
「アタシは沙紀だよ?モルダーって誰?」
「そこら辺は大人の事情があるからあまり突っ込まないで」
「?ところで、日本人でデカい人って誰?」
「有名人だと大塩平八郎が217cmだとか」
「ああ、あの塩の行進で有名な」
「それはガンジーだろ…まあ、日本人だと大きくとも220cm台だね」
「女性だと?」
「統計上は200cm超える人が居ないね。日本人女性で180cm超えてる人ですら、10万人に1人らしい
南海なんたらってコンビの女性のほうは身長が182cmあるけど、10万人に1人って訳だ」
「日本人てチビなんだね」
「高くともあまり良いこと無いよ。身長が高すぎると心臓の負担とか半端ないし」
「そうなの?」
「人間は直立歩行してるから、特に下半身へ血の巡りが悪くなる。身長が高いと単純に心臓までの距離が長くなるからねえ。
前回私が言ったスルタンさんも、手術したのに松葉杖が無ければまともに歩けなくなってるし…」
「なら八尺様の下半身もボロボロのはずじゃん!ということは速くないじゃん!」
「お前のどこまでも速さを求める姿勢、嫌いじゃないよ」
「いや待てよ…ということは四足歩行に進化すればあるいは…!」
「それはむしろ退化してるわ」