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初バッテリー!

作者: 吉善

 俺は森和樹。

 高校野球でキャッチャーをやっている1年生だ。

 今は中学から一緒の木山とバッテリーを組んでいる。

 うちの高校は強豪校だが、ピッチャーが少ないため、あまり実力の無い俺と木山もベンチ入りできている。


 県大会決勝9回裏、1アウトランナー無し。

 2点リードを奪ったうちの高校は、早くも勝利ムードを迎えていた。

 だが、そんなうちの高校を思わぬアクシデントが襲った。

 8番バッターを三振に押さえ2アウトとなった時、キャッチャーに異変が起こった。

 突然グローブの上から左手を押さえ、前に倒れ込んだのだ。

 立ち上がれないほどの激痛でうずくまるキャッチャーは、担架で運ばれていった。

 応援団達がざわめく中、俺達の方のベンチでは緊急の会議が行われた。


 9回表、キャッチャーが打席に立った時に、内角に入った球が左の手の甲を直撃するデッドボールが原因だった。

 当たった直後は平気だと言っていたのだが、やせ我慢だったようだ。

 監督の話によると、今は安静にしていれば大丈夫なようだが、この試合はもう球を捕れないのだそうだ。


 そんな中俺は、一人木山を説得していた。

「木山!あと1アウト、もう相手の9番を押さえるだけなんだ!」

「む、無理だよ……!」

 木山は怯えていた。

 それもそうだ。

 相手は強力打線で有名な高校だ。

 ここまで先輩達が無失点で押さえてくれたのは、もはや奇跡としか言いようがない。

 その奇跡を自分が無駄にするかもしれないというプレッシャーが、木山を押しつぶしたようだ。


 ……とは言ったものの、バッテリーは相性があるため、基本的には二人セットで出ることとなっている。

 すでに降板した先輩達を除くと、出れるキャッチャーは俺だけだということになる。

 だが、肝心のピッチャー木山がこれでは、試合にはならない。

「どうしましょう監督。木山が出たがりませんし、もし出たとしても、あんなにプレッシャーがかかった状態ではろくな投球が出来ません」

 俺がそう伝えると、監督はかなり苦い顔をした。

「仕方ない。今回は特別に、笹垣と森をバッテリーとする」

 この監督の一言により、俺と先輩の初バッテリーが結成されたのであった。


「森……だったな。よろしく」

「よろしくおねがいします!」

 ピッチャーである先輩の名は笹垣桂助。

 2年にして高校トップレベルの150キロストレートを武器に、数々の高校球児から三振を奪った期待のエースで、名のある名門大学やプロのスカウトマンも目を光らせている逸材だ。

 ピッチャーは強力。

 だが、問題は俺の方だ。

 おそらくだが、俺は先輩の武器である150キロの剛速球の捕れない。

 先輩と話し合った結果、変化球を投球の主軸にすることとなった。

 だが……。

「変化球は……。あんまり期待するなよ」

「え……。あ……、はい」

 この時、このバッテリーが試合の流れを大きく変化させる事を、俺も笹垣先輩も、まだ知る由もなかった。


 俺はキャッチャーメットをかぶり、バッターボックスへ向かった。

 正式な試合でグラウンドに入るのは初めてだった。

「プレイ!」

 審判の試合再開の合図で、俺の心拍数は頂点に達した。

 緊張で笹垣先輩がぶれて見える。

 俺は冷静になろうと、先輩との打ち合わせを思い出した。

「9番は右バッター。外角へのカーブが苦手だそうだ。そこを攻めるぞ」

 笹垣先輩からの指示は、打ち合わせ通り外角カーブだ。

 球が来る所に、前もってミットを構える。

 大きく振りかぶり、球を投げる。

 先輩の投げた白球が右にカーブし、吸い込まれるように俺のミットに向かって飛んでくる。

 だが、あと1メートルといった所で球の位置に違和感を感じた。

 球は捕れた。

 だが、審判の判定に俺は違和感の正体を確信した。

「ストライク!」

 今の球は、確かに外角を狙う球だった。

 だが、ストライクゾーンからは外し、ボール球に手を出させるつもりだった。

 しかし、ストライクゾーンに入った。

 恐らくだが、相手バッターは1球見逃しの判断をしたのだ。

 先輩は変化球に期待しないようにと言っていた。

 本当だった。

 変化球が出来ないわけではない。

 だが、先輩は変化球のコントロールが苦手だったのだ。


 次の球の指示は、またもやカーブ。

 だが、今度は外角高めだ。

 先輩が球を投げる。

 だが、今回の球も指示通りの球ではなかった。

 確かに高めではあるが、ほとんどカーブがかかっておらず、スピードの遅い直球のような球となっていた。

 振ったバットが球の下半分をかする。

 俺と審判の頭上を越え、真後ろのフェンスに直撃し、地面に落ちる。

「ファール!」

 審判が投げたボールが先輩へ向かって伸びていく。

 ボールを取った瞬間、先輩と目が合った。

 にらみつけるような、覚悟を決めた目だった。

 先輩からの指示は、真ん中への150キロストレート。

 俺はとっさに、タイムをかけ、先輩の元へとかけよった。

「150キロなんて俺取れませんよ!」

 とは言ったが、俺は先輩の気持ちが分かった。

 1球目は運良く見逃がし、2球目はファール。

 カウントこそ2ストライクだが、いつ打たれてもおかしくない状況だ。

「……ミットを真っ直ぐ構えてろ。そこに俺が球をぶち込む。変化球は無理だが、直球のコントロールは自信がある」

「せ、先輩……。打たせて捕る戦法は……」

「出来ん。それに、相手は1番から4番まで強打者で固めている。この9番を三振に押さえないと、もうアウトを取るチャンスは無いぞ」


 2アウト、2ストライク。

 先輩が振りかぶる。

 この球が、何人もの高校球児達から三振を奪ってきたストレート。

 始めて見た剛速球、俺だって、少年野球時代から球を捕ってきた。

 だが、この球はもはや、別世界の球のようだった。

 キャッチャーの俺から見ても目に止まらない速さ。

 俺は思わず、目をつむってしまった。

 バットのスイングの音がした瞬間、ミットの中に球が直撃する。

 手首から持って行かれそうなほどの衝撃が走った。

 一瞬、手からミットが外れそうになった。

 左手の握力でそれを防ぐ。

 ミットは、俺の左手から半分だけ抜けて止まった。

 左手が麻痺している。

 150キロの、先輩のストレートが捕れた。

 そう思った瞬間だった。

 突然、バッターがバットを放り投げ、一塁へと走り出した。

 その時、俺は意味が分からなかった。

 なんでコイツは走っているんだ……!?

 このバッター、確かにバットは振った。

 だけど、バットに当たった音なんかしなかった。

 ボールは俺が捕ったんだ、俺が捕ったんだ!

 今、ボールはミットの中にある、ハズなんだ……!

 球を捕った衝撃で残った麻痺が、少しずつ引いていく。

 左手自体の感触、その左手に半分だけはまったミットの感触が戻ってくる。

 だが、ミットの中にある、ボールの感触だけが、そこには無かった。

「ボール捕れ森!!」

 俺はハッとした。

 先輩が指さした先、右の後ろからボールが地面に落ちた音がした。

 やっと俺は分かった。

 俺は、150キロの球なんか、捕れなかったのだ。

 本来三振となる第3ストライクとなっても、キャッチャーがボールを捕れなければ1塁へ走っても良いルール。

 振り逃げだ。

 慌ててボールを取りに行く。

 何度も弾むボールを空中で捕り、1塁へ送球する。

 だが、俺の肩では、ランナーを刺すことは出来なかった。

 2アウト1塁、次のバッターは1番。

 ここからは、相手チームの強打者達にぶつかるのであった。


 それからというものの、俺と笹垣先輩のバッテリーはこくごとく打たれ続けた。

 再び変化球中心の投球に戻す。

 だが、1番はレフト前ヒット。

 2番は右遊間を抜ける強打。

 ついには満塁となった。


 続いては3番バッター。

 しかもこのバッター、今大会からずっと調子がよく、この試合でも笹垣先輩から3打席2安打を記録している。


 外角高めのストレート。

 ほとんどを変化球で攻めてきた今までの戦法。

 おそらく先輩は、相手もその戦法を読んで対応し始めてきたため、その裏をかくつもりだ。

 これにより相手側のバッターが混乱すれば、いつか相手バッターの穴が探れるはず。

 そんなことを予測しながら、俺は外角高めにミットを構えた。

 先輩が投げる。

 サイン通りのコースにストレートが来る。

 さすがは先輩のストレート。

 変化球は苦手だとしても、ストレートのコントロールはやはり一級品だ。

 バッターはこの球を見逃した。

「ストライク!」

 審判の判定に、バッターは驚いた表情をした。

 おそらく外角への球をカーブだと思い込み、ストライクゾーンから外れると思ったのだろう。

 だがストレートは外角ギリギリのストライクだ。

 スピードを加減した、俺でも捕れる135キロのストレート。

 これで、流れを変えることが出来る。

 俺はそう思った。


 2球目。

 今度は内角低めのシュート。

 バッターから見て右に曲がるカーブに対し、左へ曲がるシュート。

 今までほとんど投げずに印象が薄くなったため、意表を突いたようだ。

 ストライクゾーンを外したたまに、バッターはバットを振った。

 2ストライク。

 後1球ストライクを取れば試合終了。

 だが、勝利を予感した俺の考えは、すぐに甘かったことに、嫌が応でも気付かされる事となった。


 3球目。

 内角から外れる高めのシュート。

 ボール球に手を出すかと思ったが、先ほど見せたせいでシュートにも警戒し始めたようだ。


 4球目。

 この時、先輩の配球は完全に読まれてしまっていた。

 相手が予想しないコースを攻めようとし過ぎたため、外角高め、内角低め、内角高めと四隅を3つ連続で投げた次のコース、外角低めだと読まれるのは当たり前の事だった。

 バッターのスイングは見事に外角低めを居抜いた。

 先輩の頭部横30センチというピッチャー返しギリギリの弾道。

 セカンドのダイビングキャッチも間に合わず、センター前ヒット。

 3塁ランナーがホームベースに戻ってくる。

 バックホームを諦めたセンターが2塁へ向かう走者を刺そうとする。

 ここを押さえれば3アウトにより試合終了だ。

 だが、相手のランナーも必死だった。

 決死のヘッドスライディング。

 センターからの送球はタッチの差で間に合わず、セーフとなってっしまった。

 そして、ランナーがホームベースを踏んだ。


 相手側のベンチが沸いた。

 最悪の展開だ。

 ツーアウトランナーなしの状況から、俺の捕球ミスと連打で満塁。

 そして3番バッターのヒットにより1点返され一点差。

 ここで逆転されればサヨナラとなるこの状況で、次のバッターは4番。


 完全に向かい風となった試合の流れ。

 プレッシャーがのしかかり、目が眩んできた。

 手足から血の気が引き、手で触ってもいないのに、心臓の動きが全て分かる。

「しゃきっとしろ!森!!」

 笹垣先輩からのゲキが飛ぶ。

 そうだ。

 まだ試合は終わっていないんだ。

 相手チームの4番バッターが打席に着いた。


 1球目はド真ん中から左に外れるシュート。

 2球目は全力でカーブをかけ、内角へのコースから外角へ外れるカーブ。

 だが、どちらもバットを振らせることは出来なかった。

 先輩がタイムをかけた。

「おい森、この4番の選球眼はそうとうなものだ。もう俺の変化球は一切効かん」

「え、それじゃあ……」

「だからお前に道を選ばせてやる」

「え……」

「1つは、俺に降板させて、お前のいつものバッテリーでこの怪物に勝負を挑む道。……んで、もう1つは……」

 俺は先輩の見た。

「俺のストレートを捕ることだ」


「プレイ!」

 マウンドに立ったのは……。

 笹垣先輩だ。

 逃げたくなかった。

 それに、俺だって高校球児だ。

 たとえ100分の1でも、1000分の1でもいいから、可能性に賭けたかったのだ。

「ビビるなよ森!!」

「はいっ!!」

 さっきは無理矢理捕るはめになった。

 だけど、今回は違う。

 俺が決めたんだ。

 俺が、先輩のストレートを捕るって決めたんだ。

 捕ってやる、150キロだろうと、160キロだろうと、200キロだろうと捕ってやる!


 先輩が大きく振りかぶった。

 150キロの剛速球。

 今度は絶対に目をつむらない。

 真っ直ぐに構えた俺のミットに向かって、ストレートが伸びる。

 バッターがバットを振った。

 バットの軌道は、ちょうど球の通るコース。

 そして……。


 まるで、雷でも落ちたかのような轟音が響いた。

 だが、それはバットがボールに当たった音ではなかった。

「ストライク!!」

 俺は我が目を疑った。

 左手のミットにボールがある。

 俺は、先輩のストレートを捕ったのだ。

 再び沸き上がる歓声。

「あと1人!あと1人!!」

 この一球が、試合の流れを変えた。

 俺は、そんな気がした。


 だが、その喜びも、つかの間のことだった。

 三振まであと2球。

 再び先輩のストレートが俺のミットめがけて投げ込まれる。

 バッターがバットを振る。

 先ほど空振りさせた時と同じに見えた。

 だが、ほんのわずかだけだが、先ほどよりも振り始めるのが早かった。

 金属バットの真芯がボールを捉えたとき特有の高い音が球場内に響いた。

 あの4番バッターが、先輩のストレートを打ったのだ。

「打った!」

 相手チームの面々が声を揃えてそう言っているのが聞こえた。

 打った……?

 先輩のストレートを、あのストレートを……!?

 俺がストレートを取れるかどうかの問題以前に、先輩のストレートが打たれる。

 そんな事、俺は予想していなかった。

 1塁とライトの頭上を遙かに越え、ライト側のポールに向かって打球が伸びていく。

 あのポールに当たれば、サヨナラホームラン。

 即、試合終了だ。

 だがその時、ほんの僅かに風が吹いた。

 レフトからライトへ吹く風だ。

「外れろー!!」

 笹垣先輩が雄叫びのような叫び声をあげた。

 もはや、僅かな風と神頼みだけが頼りだった。

 俺も声を上げた。

「外れろ、外れろー!!」

 ポールに打球が当たると、角度にもよるが、その反動でボールの軌道が大きく変わり、場合によってはマウンドに跳ね返って来ることもある。

 だが、ボールの軌道は変わらず、打球はそのまま、スタンドに突き刺さった。

 ファールだ。


 先輩がタイムをかけた。

「せ、先輩……」

「喋るな。とりあえず、プラス思考しろ」

「へ……?」

「まずは……、そうだな。今のファールで、球を捕らなきゃならない回数が一球減った」

 確かに、今のファールでストライクのカウントが1になったのは助かった。

 先輩のストレートを、次も捕れる保証は無いからだ。

「あと、良い風が吹いた。俺達には野球の神が降りてきたのかもな」

「はぁ……」

「そんで、あいつは2球目のストレートで勝負に出た。一球見逃せば球がそれたりなんかしなかったのによ。詰めが甘い」

「そうなんですか?」

「ああ。あの4番、序盤は空振ってばっかだったが、あれは球の軌道を測るためだったんだな。まあ、それに集中しすぎたせいで、タイミングは今から掴むしかなかったようだが……」

「へ……? 先輩、あのバッター振るタイミング完璧だったと思いますけど……」

「俺の言ってる意味分かんねえのか? しょうがねぇな……。かいつまんで言うと、ストレートは打つタイミングによって球の飛ぶ方向が変わるんだよ。右打ちの場合、早いタイミングで打つとレフト、遅いタイミングで打つとライトだ。左打ちはその逆。おそらくあのバッター、タイミングの修正が微妙に甘かったんだな」

「そ、そうだったんですか」

「ああ、だが、今のファールの時の球でタイミング完全に覚えただろうな。次打ったら間違いなくホームランだ……。あのバッターがタイミング掴んじまったのが厄介だな」

「あ、そうだ!スローボールでタイミングをずらせば……」

「出来ん。俺は昔から、スローボールを投げるとミットにたどり着く前に落ちるんだ」

「ええ!?じゃあ、もう打つ手ないんじゃ……」

「……いや、スローボールは出来んが、他の方法ならある」

「本当ですか!どんな弱点ですか!?」

「それは……。まあ、今は気にすんな。とにかく、これからもストレート一本だ。ビビるな。何があっても目を閉じるな。瞬き一回でもしたら許さん!」

「そんな……!?せめてヒントぐらい」

「じゃあさっきあのバッターが空振った原因を考えろ。それに……」

 先輩は俺の背中を叩いた。

「野球の神が降りた奴はなんでも出来るようになるんだぞ。お前だって、150キロ捕れただろうが」

 そこまで言って、先輩はマウンドに戻っていった。


 試合が再開され、先輩が振りかぶる。

 なぜだかは分からないが、先輩の振りかぶり方に、何か違和感を感じた。

 あの時俺が捕れなかったストレートは違う。

 もしかしたら、この4番バッターの弱点を突く球かもしれない。

 俺はそう思った。

 だが、俺の予想はすぐに崩された。

「うおおおぉぉおおお!!!」

 先輩は、投げながら雄叫びを上げていた。

 振りかぶる時の違和感は、この雄叫びの前兆だったのだ。


 先輩のストレートは異様だった。

 確かに150キロのストレートも異様だが、それを越える異様さだった。

 ミットがめり込むような感触だ。

「ストライク!バッターアウト!ゲームセット!!」


 俺は、やっと分かった。

 最初あのバッターが空振った原因は「タイミングのずれ」だ。

 変化球は選球眼で封じられ、バットのスイングとのタイミングを外すしかない。

 球の速度を落とせないなら、球の速度を上げればいい。

 そう、150キロを超える、剛速球が必要なのだ。

 これは後に聞いた話なのだが、この時の先輩の球は155キロに達していたという。


 試合が終了し、俺は先輩の元へ駆け寄った。

「スゴいです先輩!今までより速い球でしたね!」

「お前が限界超えたんだからな。先輩の俺も限界超えんと面子が立たないからな」


 こうして、俺と笹垣先輩との初バッテリーは、見事に相手の攻撃を押さえ、勝利をもぎ取ったのであった。

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