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夕 立
何も言わず泣き出した君を責められず
僕は空を遠く見上げてた
君の泣き顔見たくはなくて
ふとした擦れ違いが心の溝をつくる
僕があけた距離を
奴が埋めてたなんて皮肉だね
目を逸らして話す癖がついたのはそのせいか
何も言えず立ちつくすふたりの上に
雨が突然激しく降って
涙をかくす夏の夕暮れ
僕が何か言ってもきっと空しく響くだけ
空回り始めた心互いに隠しあっていた
僕にとってふたりとも大切だから
余計つらくて
何も言えず立ちつくすふたりの心に
雨が優しく切なく沁みて
想いを流す夏の夕暮れ
これもメロディー付きですねえ。