三題小噺シリーズ 021 『田植え』『ジャーマン・スープレックス』『ユニクロ』
今回は漫才調です。
(^^)
プロレス愛はありそうだけど、
季節感はあるのだろうか??
「なあ。唐突に思ったんだが…」
『何を思いついた?』
「プロレスと稲作って似てるなぁって…」
『…本当に唐突だな。。Σ(-᷅_-᷄๑)
どこに共通点があると??』
「まず、最初の育成だ。プロレスラーだって細っちい新人から育てていくんだ。」
『…そりゃまぁそうだな。稲作で一番大事なのは田植えだとも言われてるし。』
「だがそれが大変だ。腰を痛めてしまう。」
『…それは昔の話では??現代ではコンバインとかあるんだし…』
「そう、コンバインだ!
逆エビを応用したコンバインは腰を痛めつける技!٩( 'ω' )و」
『…プロレス技かよ、Σ(-᷅_-᷄๑) 田植えと関係ないだろ、、』
「だがコンバインは田植えを変えた。農家に春をもたらした。」
『だな。( ^ω^ ) 手植えだったのを軸の回転に…』
「そうだ!春の軸回転と言えばスプリングトゥフォールド!」
『…スピニングトゥフォールドだろ、、ファンクスに謝れ…』
「ファンクスと言えばプロレス界の家族経営だ。」
『たしか兄弟だけでなく父親もレスラーだったとか。。』
「そして家族経営と言えば稲作!」
『…今回はホント強引だな。たしかに農家は弟子や後継者の育成ができてないらしいけど。。』
「そうだ!農家はカールゴッチの育成力を見習うべきだ!!」
『…たしかに。ゴッチは猪木や藤波にジャーマンスープレックスを伝授したらしいな。』
「それだけではない!ジャーマンは品種改良されたのだ!」
『…コシヒカリみたいに言うな。ドラゴンスープレックスとかのことだろう?』
「あとタイガースープレックスもだ。」
『それはタイガーマスクだな。彼のサマーソルトキックは凄かった。』
「そうだ。サマーのおかげで彼は大きく育ったのだ!」
『…稲みたいに言うな。夏と関係ないし…』
「そしてタイガーマスクと言えば何と言ってもあのコスチューム。」
『…たしかにあのスタイルはカッコ良かった。。』
「だが農家の服装もカッコいいぞ。♪茜だすきに菅の笠、」
『…また強引に結びつけたな。。けどそれは茶摘み。稲作だとドロンコになるぞ。』
「はは。^_^ 泥んこプロレス??」
『…またプロレスかよ。。だから稲作はもっとシンプルな服装がいいんだよ。』
「…例えば??」
『ユニクロとかかな??』
「ユニプロ?…ユニ プロレス??」
『…国際プロレスじゃねぇよ、』
「国際プロレスといえばアニマル浜口!」
『…だから違うって。ラッシャー木村に謝れ。。』
「アニマルといえばアニマル農法!」
『…合鴨農法のこと??たしかにあれは稲がよく育つそうだな。』
「そうだ!稲もプロレスも夏に育つのだ!」
『…ユニクロだけにシンプルに纏めすぎだろ、、』
「だがな、プロレス技だってシンプルな方が美しいんだぞ。」
『…そんなもんかな??』
「ああ。俺はカールゴッチのジャーマンスープレックスこそが今でも最も美しい技だと思っている。」
『…なるほど。たしかにあのブリッジは芸術的とさえ言えるな。。』
「そうだ。あの黄金のブリッジの形こそ黄金色に垂れる稲穂の角度にも似た…」
『…もう何がなんでも稲作とプロレスを結びつけたいわけね、、』
「そして秋には稲穂の収穫とあいなる。」
『…また腰の痛い作業だ、、』
「そこで登場するのがコンバイン!」
『…またかよ、Σ(-᷅_-᷄๑)、、』
「コンバインは腰を痛めつける技!」
『もう…さすがにシツコイぞ! どうやってこの長話を刈り取るつもりだ!?』
「刈り取る??(^_^) 稲作だけに??」
『…かもしれん。春と夏はまぁいいとして、秋になれば稲作は終わりだぞ。』
「けど、それこそがプロレスとの共通点だから。」
『…どういうこと??』
「だってプロレスも…
フォールで終わるんだ。。」
おあとがよろしいようで。
(^ω^)
ただのプロレスネタになった、
(^^)
次回は少し時間を遡って夏のネタ。
『八十八夜』『米朝首脳会談』『ドン・ファン』
の三題です。




