~十二星座のすぎる頃~ 歌詞
十二星座が回る前に
何もかもが変わってく
繰り返す日々に
大切だったものだけが
置き去り 忘れてしまった
変わらず流れる時間に揺られて
誰かに見下ろされるたびに衣替え
暮れた視線に 苛立ち仰いだ空
光の海 広がる闇にのまれた
十二星座が回る途中
ささくれ 僕は壊れてしまった
このまま走るのをやめてしまうのか?
このまま止まってしまうのか? だって…
崩れて落ちてくものと
積み上がってゆくものが
僕を突き離した
誰も聞いてはくれない
誰も助けてはくれない
この世の誰もが手一杯で
僕に差し伸べてくれる手が残っていない
十二星座が終わる頃
何もかもが変わってる
繰り返した月日
信じていたものでさえ
失い 霞んでしまった
移ろい 季節に想いが巡って
今は誰かを見下ろすことに衣替え
相変わらず 暮れた視線で仰いだ空
光の海 広がる闇に漂う
十二星座が回る途中
さざなみ 僕は溺れてしまった
このまま泳ぐのをやめてしまうのか?
このまま止まってしまうのか? だって…
積み上げたものに驕り
突き落としてきたものが
僕を引きずり離さない
誰も聞いてはくれない
誰も助けてはくれない
自分のことで精一杯で
僕に差し出してくれる手が残っていない
十二星座が回る前に
何もかもが変わってく
仮初めの日々に
大切にしたものから
すれ違い 消えていった
十二星座が回る途中
ささくれ 僕は壊れてしまった
そのまま走るのをやめてしまった
それでも止まってはいない だって…
崩れていったものを
また一から積み上げて僕を
明日へ突き動かす
誰も聞いてはくれない
誰も助けてはくれない
この世の誰もが 自分のことで
手一杯だから 僕が手を差し出そう
十二星座がすぎる頃
価値のあるものだけが流され
無価値なものだけがこの手に残った
一人で何かを遂げるには
十二星座だけじゃ足りないから
僕は飽きることなく また
光の海 見上げるのだ きっと…