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能力の覚醒
『いらっしゃーい!』
俺は街についてアテナと一緒に買い物をしている途中だった。
『いやーこの世界以外に楽しいな!アテナ!』
『のってきたね❤️桃矢君❤️』
『馴れ馴れしく呼ぶな!』
俺はくだらない会話をしながら歩いていたら遠くから走ってくる男の姿を見た。
『誰か止めて下さーい!』
その声を聞いて俺は全てを悟った。
『止まれ!』
そう言ってかっこよく捕まえ拍手をもらって人気者になる予定だった。
だが、現実はそうは上手くいかなかった。
『うわぁーーー!!!』
俺は驚きと共に激しい痛みに襲われて叫んだ。
腹部に刺されたらしく血が吹き出してきた。
俺死ぬのか...まだ死にたく無い!アテナ助けてくれ!その言葉を言おうとした時にはもう意識がもうろうとしていて言葉も出なかった。
『ここは...どこだ...』