第1話 編入と異変(修正版)
俺の名前はクレナイ、
ある事から、学校に恐れられていたのだった。
キーンコーンカーンコーン、、、
授業の終わりを告げるチャイムが校舎に響き渡る。
帰ろうとしたが、教室にある先生が入ってくる。
先生「クレナイさん、お話があります。帰る前に校長室へお越しください。」
先生は俺の名前を呼んだ。恐る恐る校長室に行くと、
校長先生「クレナイくん、君の魔力量にわが校は危険を感じていてね。」
声には震えと、緊張を感じる。空気も、共鳴するように重くなる。
クレナイ「簡潔に話してもらいたいです。早く帰りたいので、」
校長先生「単刀直入に言うと君を、魔法学校へ飛び級させる事にした。君は2年生にも関わらず、この実力だ。」
校長先生の机の上には、俺の身体能力について書かれた紙が、積まれていた。
魔法学校。各大陸に最低2校はある魔法を扱う資格を得るための高等学校。
空気はさらに重くなる。
校長先生「異論は認めない。お前は危険なんだ!いつ政府に敵対視されるか、わからんのだぞ!そんな生徒は、うちにおいておけない!これは、飛び級というより、追い出しだ!」
クレナイ「別に俺はいいですよ。なんなら、ありがたい。」
空気が一変し、軽くなる。
校長先生のため息も聞こえた。
いや、気のせいかもな。
とりあえず、俺は快く話を受け入れた。なんせ俺の夢は冒険者、どちらにせよ魔法学校には通うつもりだったため好都合だ。
~翌年~
今日は魔法学校の入学式だ。ついにこの腕輪ともおさらばだ。
ウキウキで校舎を歩いていると、目の前の人に気づかず、
ドン!
???「痛ってえなあ、ん?ここはガキが来る場所じゃねえ。」
なんかもっとさあ、あるじゃん?
道の角で恋が始まるとかさ、何こいつめっちゃガラ悪そうな男子生徒じゃん。
男子生徒「あぁ?喧嘩売ってんのか?俺は3年生だぞ!」
急に体が軋む、重い。砂埃が舞い、周囲の人たちが、こちらを見る。
男子生徒は、構えて、綺麗なストレートで殴り込んでくる。
地面は唸り、それに合わせて、電柱の小鳥たちが飛び立つ。
誰もが、新入生が倒れる未来を感じた
・・・が、
男子生徒「なに!?」
音はしなかった。
でも、砂埃はより激しく、多くの人たちがざわつく。
クレナイ「なんですか?俺はこの学校に飛び級したんだ。お前みたいな雑魚と遊んでる暇ないんで。」
俺は、男子生徒の拳を片手で止めてしまった。
そして、全員が見たもの、
その右腕につけられた、十と書かれた“腕輪”。
その騒ぎを嗅ぎつけたのか、数人の先生が寄ってくる。俺のことはフル無視で、
そのまま、男子生徒をどこかに連れて行った。
クレナイ「(あいつ、手抜いたな、舐めやがって。)」
まあ色々とあったが入学式は無事終わり、俺は教室へ向かう。
が、背後から何者かに触れられ、気づいたらどこかの部屋にいた。
クレナイ「(ん?ここは、教室か?いや元教室と言った方がいいか。何者かに触れられた時、微かに魔力に包まれた感じがした。転送魔法といったところか。)」
???「そこの赤髪のチビ!身長は170と見た。お主中学生じやな、名をなんと申すか、」
机も椅子もない教室に、ポツンと置いてある教卓。その上にいたのは声の主だった。
薄暗いためよくは見えないが、小柄な女性だった。
ん、小柄...?こいつの方がチビじゃねぇか。
フードを深く被っているため顔は見えない。空気がピリつき、肌に直接伝わってくる感覚に、俺は察する。
こいつ只者じゃない。
てか、“めちゃくちゃ”強い..!?
クレナイ「まずはお前が名乗れ。ここまで連れてきて何のようだ。」
俺はその女性を睨みつける。
???「クックック、面白い!聞いて驚け!」
そう言いフードをとる。フードの下は、白髪で整った顔の美人だ。
???「我は!最強の大魔法使い!
数々の弟子を最高ランクに育てる実力を持ち、
我に並ぶものはただ1人、
人呼んで、“聖女”
ラリス=トレトレスだ!」
1話分はちょっと短いです。
多分だんだんと1話分が長くなります。
修正あるかも




