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二つの夢と一つの夢  作者: 吉原遥大
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プロローグ(秋風彩羽という人物)

私は秋風彩羽。なんて読むのかって? 

いろは。よく、いろちゃんって呼ばれたりする。

私には大きな夢がある。それは、歌手になることだ。

私は幼い頃から音楽が好きだった。物心ついたころから家ではよく音楽がかかっていた。

歌うのも聞くのも両方好きだ。

小さい頃からテレビに映る歌手みたいに人の前で歌いたい。みんなの心に響く歌を届けたい。

そう思ってきた。

高校を卒業すると同時に歌手を目指すために上京した。

親は何も言わなかったのかって?

進学せずに上京なんて聞いたら普通の親なら止める。

それは私の両親も例外ではない。多少の喧嘩はもちろんあった。

けど、私が真剣だと伝わったのか最後は優しく見送ってくれた。

家を出る日、優しく頑張れよと背中を押してくれた。

とても感謝している。

もともと田舎町の出身だった私は初めての一人暮らしと初めての都会に不安がなかったわけではない。

けど、小さい頃からの大きな夢を叶えるために社会の荒波に揉まれながら日々頑張っている。

今は家から徒歩25分ほどの少し離れたバーでバイトをしながら音楽活動をしている。

そんな私が春野蕾という女性と会うのはもう少し後の話だ。

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