22話 飛行船がお城に帰って来ました。
他の方の素敵な作品を読んでて、執筆が遅れています。
何とか22話が完成しました。
飛行船内で、無口なエルフのギギルとガガラが弓の手入れをしていると、勇者3名の男子が覗きながら
「こんな、素敵な弓を見るの初めてだね」
「そだネー、とても高価な弓に見えるね」
「黒びかりして見えるね」
「この弓と同じ物が、欲しいです」
ギギルとガガラは、弓の出どころは秘密にする様にいわれている為、黙っていた。
「ギギルさん、弓に触らせて下さい」
「ガガラさん、弓を見せて下さい」
ギギルとガガラは、答えなかった。
「ラデル、ユウマ、諦めろ、相当大事な弓だよきっと」
「うん、ヒデキ、分かったよ」
ギギル「悪いな、勇者よ」
トントン、ロロ王子がギギルの肩をたたく。
「あ、王子様」
「弓だけなら、危険は無いよ、勇者さん達に触らせて上げなよ」
こうして、6人の勇者達がエルフの強力な弓に触った。
※ふむふむ、あの程度の力か、6人とも同年代では強い方だな、何か唱えてる、オ、半分位引っ張た、凄い※
「凄いね、今、肉体強化魔法を使ったの」
「ハイ、そうです」
「ヨシ、決めたよ、今回の活躍の褒美に王様に頼んで6人に弓をプレゼントさせらせるね」
ヒデキ「王子様、私達には、まだまだ、この弓は無理です」
「君達の弓を引く力は分かったから、そこは心配しないで」
「王子よ、少し修正してからの力を見てあげて下さい」
ギギルはラデルをガガラはユウマを手取り足取りして、弓の構え、腕手首の角度を調整したあと、弦をつまんで引っ張るのを人差し指と中指の第一関節に弦を引っ掛けて親指を添えて強化魔法で引っ張るよう指導した。
すると、先程4割の引きが、7割に引きに変わった。
「弦を摘んで引っ張るより、指先に引っ掛けて親指を添えると弦を強く引けました」
「そうだね、教えてもらってよかったね」
「私達も教えて下さい」
女子の勇者達も含め飛行船の中は、弓の指導教室と成っていた。勇者、6人は、感激して
「ギギル先生ありがとうございました」
「ガガラ先生ありがとうございました」
と、お礼言い、王子は、
「やはり、弓の名人、良く見ていましたね、弓の強度を謝るとこでした、ありがとうございました」
ギギル「王子様私達も勉強に成りましたよ、ガガラ、肉体強化魔法、我々も使って見ようか」
ガガラ「そうだね、勇者達よ肉体強化魔法という、良い魔法を見せてくれた、私達も使わせてもらうよ」
と、言って弓をイツもように引いた後に、勇者の使った肉体強化魔法を真似てぶつぶつ唱え出した。
「おー、凄いなガガラ、まだ引きしろがあったのか、俺もやってみるか」
と、言って、直ぐにギギルも肉体強化魔法をマスターした。
その後は、王子、ララ、リリ、ターラ、鷲族の3人も肉体強化魔法をマスターして、弓の教室は引き続き盛り上がっていると、飛行船は、お城の上空に到着していた。
王子、ララ、リリ、ターラ以外は騎兵隊総本部で、大コウモリの集団との勝利報告となり、その後は勇者6人はお城の客間、男女二部屋に別れ宿泊となった。
王様と皇后様への報告はララ姫とリリ姫に任せて、ロロ王子とターラは飛行船を格納庫に運び、重りで固定した。
「ロロも飛行船を動かせるんだ」
「もちろんだよ、念動力魔法も習得しているよ」
「私も、念動力魔法も覚えたいな」
「よし、教えてあげるよ、それも新し方法を試させてもらうよ」
「新しい方法て、初めての方法なの?」
「そうだよ、付いて来て」
2人は、飛行船の格納庫の外に出て、ロロは土魔法で二人乗りのボートを作り王子はターラの右手を左手で掴み。
「僕の、話す言葉を聞きながら、僕の左手から感じるぼくの魔力の変化を覚えて」
「分かったわ」
「ボートよ、地面から離れて、浮き上がりなさい」
「そこで、停止です」
「ゆっくりと着陸しなさい」
「浮き上がりなさい、停止、前進、停止、後退、停止、着陸」
「浮け、停、前、八の字飛行、前方上昇回転、前方下降回転、停、着陸」
「ロロ、分かったは、私にやらして」
ターラは心の中で念じる様にぶつぶつと唱えると、ボートは上空を自由自在に飛び回っていた。
※呟きと手の平から伝わる僕の魔法の変化を感じ取って、年動力魔法をマスターさせる事に成功したな※
その様子に安心した王子は、王様からのの贈り物とする、弓を飛行船で出発した乗組員11人と勇者6人合計17本の弓を作り始めていた。
※体力強化魔法を見に付けた僕とガガル、ギギルさんの分も新作を作ってあげよう※
※あ、エルフのトググさん(ギルド職員)分も作っておこう※
土魔法で、王子の弓制作が終わる頃、リリがルルとレレを連れて、飛行船の格納庫にやって来た。
「ロロ、美味しい肉を、取りに来たよ」
「リリ、了解、ルル、レレご苦労さん」
『はーい』
ロロが飛行船内に置いてある、ミミズの入った水槽を念動力魔法で船内から出すと。
「あれ、卵を産んでるよ」
「本当だ」
「この卵が孵って、増えるとうれしいね」
「よし、レレネエ、外にいるターラにボートを持って来てくれるように伝えて来て」
「わかった、行って来ます」
ロロは、その間、木の精霊の魔法で木材を使って、木の風呂桶の様な大きな桶を作った。
ターラは、強化レンガ素材のボートにレレを乗せ空中に浮かせて格納庫内に入って来た。
「リリ姫様、ルル姫様こんにちは」
「ターラ、何時から念動力魔法を使えるの」
「あっのー、ロロ王子様に聞いて下さい」
「リリネェ、後で話すよ、お肉を運ぶんだろ」
「そうです、ララネエが待ってる、急いでロロ」
ロロはガラスの水槽から、大ミミズを木の桶に全て移すと。
「ようし、美味しい肉を全て移した、残った卵は、城内の沼地の側の湿地帯に移して見るよ」
「ねえ、ロロ、美味しいい肉に生き物の名前を付けてあげない」
「ヤッパリ、リリネエもそう思う、では僕が決めて良い」
「決めて、ロロの決めた名前を聞かせて」
「うん、僕としては、こう呼ぼうと思ってるんだ・・ウナギ・・ではどうかな」
「ウナギ・・良いよ、私は良いと思うよ」
ルルもレレもターラもウナギを気に入り、そのウナギの名前で王様に伝えられ、この国では、ミミズをウナギと呼ばれる様になった。




