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日常生活支援  作者: ばう
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義務教育

「早くご飯食べて、学校行きなさい。」

「今日、学校に行きたくない。」

「母さんはお前に友達ができてほしいんだよ。でも、お前がそう言うなら、行かなくてもいいんだよ。」

「母さんなんで勉強しなきゃダメなの?勉強したって将来いい生活ができる世の中じゃないんだよ。」


この国の義務教育は全てビデオの映像による授業だ。

行う授業は国語と数学、総合活動だ。

そして、授業の終わりに行う確認テストに合格することで単位が認定される。

全てのカリキュラムを終えるのに一日2時間の授業で3年を想定して作られているが、

テストにさえ合格すれば単位を取得することができ、不合格ならばやり直しとなる。

そのため、1年と経たずに卒業する優秀な者もいれば、何年経っても卒業できない者もいる。

この国では満18歳か、義務教育を終えると成人と見なされる。

成人となることで自分の所帯を持つことができ、ELSが運営する娯楽施設を利用することができる。

娯楽施設にはゲームセンターや居酒屋などがあるが、中でも最新のVRでは、仮想空間で思いのままの自分になれることで一番人気がある。


母さんは僕を娯楽施設に早く行かせて厄介払いをし、自分も娯楽施設に行きたいのでは?と思っているんじゃないかと思っていた。


「勉強することで考える力を手にできる。お前が今後の人生をどう生きていくかはAIじゃなく、お前が決めることなんだ。今は分からないかもしれないが、若いうちにやっといて損はないぞ。」

「母さんはAIに支配されているからこんな生活をしているんじゃないのかよ。」

僕は家を飛び出した。

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