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200文字小説

賢い小人と腹ペコ白雪(200文字)

作者: ねむ

「その林檎、毒でも入ってるんじゃない?」

そう言ったのは小人たちでした。


「うーん、でも私とってもお腹空いてるから」

「この前だって櫛で死にかけてるのです!」

「そうです白雪姫、食べない方がいいに決まってる!」


小人たちが口々にそう言いますが白雪のお腹は『腹が減った!』と主張します。

「あぁ!もう我慢出来ない!私は死んでもこの林檎を食べるの!」


「「そんな!!」」


止めようとした時には林檎は既に白雪姫の口の中へ…

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