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二つの神  作者: Innocent
黒白
31/40

幼子

羽根が翼となり、羽音をたて掌に運んでくるとそっと持つ。


 「愛しい、愛しい私の子。目覚めろ、生きろ。残りの世を」


 魂の中心から皹が入っていき、亀裂となら広がる。

 ぱ、きんと。硝子細工が割れるような金属音が響く。

 真っ白な魂が甘い香りを鼻腔をくすぐった。


 「種は蒔かれ芽が芽吹き、花となり身となる」


 恒星のような煌めきが掌から溢れる。

 その中心には、小さな影。

 影は大きくなり、胎児、赤子と成長を一気にとげていく。

 赤子から幼児となりそこで成長は停まる。

 そして、音もなくゆっくりと腕の中に降り寝顔を覗く。


 「こんな幼子だというのに。ここに来たのか……」

 

こつんと、幼児と瞼を閉じ互いの額を合わせる。


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