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彼のもの罪と罰
界と界の間に広がる存在を飲み込む暗闇の狭間。
狭間の闇に隠れるようにある伝説が一つあった。
全能に近い者がいるという浮島。
行く方法は天寿を破滅させ死人となる事。
界の伝説や夢物語として界の神々、商人の間で囁かれている。
そして、伝説に一つ付け足される。
全能なる者は、罪を犯した。
全能なる者は二つに裂かれ贖罪の道を歩む。
全能なる者ではなくなった。
しかし、誰も信じてはいなかった。
伝説、夢物語な存在に尾ひれがついた程度だと笑い話にした。
ひっそりと次世代へと語り告げられる。
