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幻奏楽団キリギリス  作者: 語部 もどき
32/834

リラックス

気づけば季節が一つ終わる

毎日脇目も振らず一直線に走り抜けてきた


周りに何があったかなんて覚えているわけないだろう

よそ見をしてる暇などなかったのだから


それでいいんだとずっと思ってきた

後悔なんてしてないよ でも気づいたんだ

いつも通ってた道にはこんなきれいな花が咲いてたんだって



気づけばもう今年も終わる

毎日全力投球で誰よりも一生懸命に生きてきた


どれだけ時が経ったかなんて覚えてるわけないだろう

振り返ってる暇などなかったのだから


今までそうやってずっと生きてきた

後悔なんてしてないよ でも思ったんだ

もう少しくらいゆっくり進んでいってもいいんじゃないかなって



毎日同じ景色だけを見てきたけれど

肩の力を抜いて周りを見渡すとそこには全然違う景色が広がって

その感覚があまりにも新鮮で…


「たまには脇道もいいかもしれない」と思わず言ってしまうほど

でもそのくらいこんなにもたくさんの素晴らしい景色を

見逃してたのかなってゆっくり生きることも

少しくらい悪くないんじゃないかなってそう思えてきたんだ

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