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幻奏楽団キリギリス  作者: 語部 もどき
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代償

何度泣いて何度足掻いたって

掴んだ幸せの光は泡沫に消えるだろう

自らの幸せに恋い焦がれひたすら夢の中で生きる道

それは昔決別した道…



私にはきっと必要ない だから望むべくもない それが私の道


苦しみはもういらない ならばその代償に幸せを

それで苦しみから逃れられるのなら


何度泣いて何度夢見たって

手に入るのが苦しみだけだというのなら

私は自らの幸せを投げ打ってひたすら傷つかぬ道を行こう

それが宿命だというのなら…



私にはきっと訪れない だから望むことが無駄 それが選べぬ道


幸せの先には誰もが望まぬ絶望の闇

それを無視して生きようとするのなら


何度泣いて何度足掻いたって

掴んだ幸せの光は泡沫に消えるだろう

自らの幸せに恋い焦がれひたすら夢の中で生きる道

それは昔決別した道…



苦しみに溺れない代償が幸せに溺れる権利なら

寂しさに震える夜の数だけ私の心はより強固な壁を築く

それがたとえ孤独の道でも


何度泣いて何度夢見たって

手に入るのが苦しみだけだというのなら

私は自らの幸せを投げ打ってひたすら傷つかぬ道を行こう

それが宿命だというのなら…

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