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忘れられた心の叫び
星のように輝く宝石を閉じ込めた母さんが大切にしていた
小箱を持ち野を駆け山を駆けそして森へと辿り着いた
日が暮れ月が上っても帰る道を知らない
何を伝えようと僕は今叫んでいるのだろう? 僕の心はずっと
母さんの大切にしていた小箱の中に閉じ込められている
月のように微笑む淡雪を閉じ込めた父さんが大切にしていた
絵を持ち野を駆け山を駆けそして森へと辿り着いた
夜の闇が迫っても帰る道を知らない
何を訴えようと僕は今叫んでいるのだろう? 僕の心はずっと
父さんが大切にしていた絵の世界に閉じ込められている
何が欲しい? 何がしたい? 誰も探しには来ないから
僕の心を…壊したいのかもしれない
何もできないから僕は今叫んでいるのだろう 僕の心はずっと
僕自身が大切にしていた過ぎたあの日に縛り付けられている