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悲劇のヒロインの卒業式
きっと私はまだ見たことのない闇に怯えていつも悲しい目をしてる
分かってる どんなに泣いたって明日は変わらない
それでもこらえきれない思いが頬を伝って流れるのは
今を生きていないから 私は存在しない闇に呑まれてる
きっと私は明日を迎えることを怖がっていつも絶望の目をしてる
分かってる どんなに叫んだって昨日は変わらない
それでも襲ってくる不安が躰の奥から溢れ出すのは
自分を生きていないから 私は存在する自分を拒否してる
私はどこにいるの? どこにならいてもいい? 誰も何も言わない
すべてを奪ってるのは…そう自分 それなら踏みしめたい 今を
そして自分を生きたい 私は存在してるモノを信じたい