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矛盾
私は何を必死に伝えようとしていたの？
間違いだらけの心には「×」印が増えてゆく
まるで自分というものを消すかのように
否定したくてたまらないはずの存在を私は必死に
認めようとしている 周りの制止も顧みずただ躍起になっている
私は何故必死に大声をあげていたの？
痛みだらけの心から「×」印すら消えてゆく
まるで元からなかったことにするかのように
心の中の回らないはずの歯車を私は必死に回そうとしている
自分の未来も顧みずただ躍起になっている
最初から何もなければ消えゆくものなどなかった
生まれ出でるものなどなかった 感じ考え思うことなどなかった
すべて無となれば良いのに
すべて消えてしまえば良いのに なのに…
否定したくてたまらないはずの存在を私は必死に
認めようとしている 周りの制止も顧みず
心の中の回らないはずの歯車を私は必死に回そうとしている
自分の未来も顧みずただ躍起になっている
