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詩集〔心を謳う〕

長詩〔バックステップ〕

作者: 文月

〔バックステップ〕


不屈不退の感情で

周り回る幻想

黒い月に夢を見て

詩を詠んだ


どうにかこうにか

そうしてこうして

逃げ出したくて

それでも不可能で


理論じゃ分からない

意味を投げ捨てる

その先の答えと

手を伸ばした


走り疲れて見上げた空

霞む視界を染める

これほど、僕は小さいか

吐き捨て笑いそして

一目散に逃げ出した


不眠不休の状態で

揺れて揺れる視界に

青い蛇は舌を出し

嘲笑う


どうやらこうやら

そうしたところで

意味はなくて

それでも続けた


定義じゃ無駄なんだ

夢を放り出して

その先の未来へと

走り出した


逃げ続けて忘れた思い

揺れる心を握る

こんなに、僕は弱いか

見回して泣いてそして

がむしゃらに前を向いた


バックステップ続けてた

震える胸に手をおいて

答えを探す

勇気を探す

こんな僕でも抗おう


前向かって見つめて思う

僕の勇気を振るう

これでも、僕は生きてる

進んで走りそして

バックステップなんてもうしない



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