心と言葉
これも心を病んだ(私を含めて)人達への手紙みたいなものです。
求める心
叫ぶ魂
『助けて!!』
心の中で
張り裂けんばかりに
口に出る言葉
助けを求めて
他人に頼る為
「死にたい!!」
「殺して!!」
矛盾した思考
心と言葉は違う
本当はあるべき道を歩みたい
光に満ち溢れた未来に向かって
見えるのは暗闇
一寸の先も無い
光は何処にある?
掴みたい希望
壊したい現実
見えない未来
羽ばたけない大空
歩みを止めても思考は止まらない
本当は生きていたい
だから助けを求める
誰も気付いてくれない
言葉の裏側を見てくれない
言葉の真実に気付いてくれない
『助けて!』
叫んでいるんだ
喉が潰れんばかりに
『助けて!』
気付いて欲しいんだ
周囲の人達に
「死にたい」
その言葉を鵜呑みにしないで
真実はそこに無い
「殺して」
それは裏返しの心
私の心に気付いて
元の私に戻りたい
それはどうすればいい?
自分でもわからない答え
他人にわかる筈もない
偽りの言葉を吐き続ける限り
言葉の真実には辿り着かない
言葉は真実を語らず
言葉は心を語らず
もう逃げるのは疲れたよ
逃げ続けるのは疲れたよ
逃げても逃げても
そこにあるのは暗闇ばかり
藁にもすがる思いで叫ぶんだ
心の底から
魂の根源から
『助けて!!』
でも言葉は裏返る
「死にたい」
「殺して」
そこに心は写されていないのに




