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忘れてしまった何か

人の夢と書いて儚い。夢とは、そんな薄っぺらいものじゃないと思いたい。

野球選手になりたい。


サッカー選手になりたい。


学校の先生になりたい。


宇宙飛行士になりたい。


保育園の先生になりたい。


素敵な花嫁さんになりたい。


達成出来ないかも知れない大きな夢。


誰もが描く未来の儚い夢。


「みんな〜、大きくなったら、何になりたいかな?」


希望に満ち溢れた先生の言葉。


「現実を見ろ! 自分自身の将来の事だぞ!」


夢をぶち壊す大人の声。


自分達だって子供だった筈だ。


自分達だって子供の頃、大き過ぎる夢を持っていた筈だ。


いつからだろう……。


いつから大人になったんだろう。


大人になりたくて大人になったんじゃないのに、大人になったら夢は小さくなるんだろう。


今でも持ってる子供心。


実現しない夢や希望。


光は闇に閉ざされて。


闇の中で光を探して歩む。


みんな、親から産まれてきた子供なんだ。


身体は大きくなったのに、世界は小さくなってしまった。


何処で?


何を?


自分達は無くしてきたのだろう……。


大人になったら、夢は儚く見えるものなの?


大人になったら、夢は現実逃避になってしまうの?


いったい、どうして?


私の忘れ物、誰か知りませんか?






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