XXX話 能力考察
1st season『科学技術研究会』開幕!
……の前に、能力考察のコーナー。本編では解説しきれない、細かなところを書いています。参考程度に読んでいただければ幸いです。
『能力』
魔力を使って越常の現象を起こせる力。
『魔力』
能力の有無に関わらず、人が誰しも持っている未知なるエネルギー。使えば消費されるが、時が経つと自然回復する。使いすぎると気を失うが、そう一気に使わないと無くならない。
『能力者になる方法』
無い、と言われている。能力は生まれ持った才能のような物、と言われている。両親ともに同じ能力だと遺伝する。
『錬金術』
風の錬金術、炎の錬金術、水の錬金術、の三つの能力を指す。物質を金属に変換する能力だが、それぞれ材料が風、炎、水と違う。他の違いには変換するスピードがある。水、風、炎の順番に速い。が、水の錬金術は自ら媒介となる水を用意しないといけないのに対して、風と炎の錬金術は魔力で風と炎を生み出すことができる。
錬金術という名前は雷沢が命名した。本来の名前は、風使い、炎使い、水使いである。
『電気』
電気を操る能力。スタンガンのように電気を指から発して、人を気絶させる攻撃的な使い方の他に、電気の回線を通じて機械を操作したりと電気の関わる場所では無類の力を発揮する。
ちなみに、そこまで大出力の電気を出せないため、レールガンは使うことができない。そんなシーンを見たことがあるという人は、それはIFの世界であろう。
『閃光』
光を操る能力。詳細は不明。
『記憶』
記憶を思い出させなくする能力。人、物体、事象どれにでもかけることができる。人にかければ何かを思い出させなくすることができ、物体や事象にかけると人々はそのことを思い出させなくできる。
人にかけた事例で言うと、彰と恵梨に歩き方や能力の使い方を思い出させなくしたことや、鹿野田が彰と恵梨のことを思い出せなくなったことがある。
物体、事象にかけた事例は、彰と恵梨が戦闘人形と戦ったという事件自体にかけたり、モーリスが起こした事件に対して部分的にかけて違和感を無くさせたりとかである。
異能力者隠蔽機関のラティスが業務で使う場合は、
大抵は物体や事象にかけて思い出させなくしている。能力を見た一人一人にかけるより、そっちの方が効率がいいからだ。
『空間跳躍』
瞬間移動できる能力。範囲は約一万キロメートルまで。一度に何人でも移動させることができる。
便利な能力であるが、魔力をかなり使うので魔力の自然回復を考慮しても一日に十数回までが限度。
同じ人物を移動させる度に、慣れで必要な魔力が少なくなるらしい。
『探知』
能力者の位置を見ることができる能力。全世界どこにいても見ることができるが、見るためには条件がある。
一つ目は能力を使っている状態であるとき。会ったことのない者でも位置の把握が可能。しかし能力を使っているときだけである。
二つ目に『探知』の能力者がその目で能力を発動する瞬間を見た者。この場合、対象が能力を使っていない状態の時でも見ることができる。
ちなみにハミルがサーシャの位置を把握できないのは、厳密に言うと移動系の能力は移動し終わるまでが能力発動のプロセスであるから。なので二つ目の条件を満たそうとした場合、サーシャがハミルの視界に収まる範囲で移動してくれるか、ハミルとサーシャが一緒に移動してくれるかしかない。そのため科学技術研究会のアジトがどこにあるのか分からないのである。
またまたちなみに、第一章で彰が能力も発動していないのに、そして能力発動した瞬間をそれまでに見ていないのに彰が風の錬金術の能力者であると分かったのは『探知』のもう一つのモード『地点探索』である。
『地点探知』とは、ある地点から半径三十メートル以内にいる能力者の位置が分かるモードである。
このとき上であげた二つの条件を満たす必要はない。
また『地点探知』では、どんな能力を持っているかまで分かる。
戦闘人形に殺されそうになった恵梨を『探知』で見つけたハミルが、駄目元で『地点探知』をしたところ、彰を見つけたというわけだ。
『地点探知』に対応すると、普段のモードは『世界探知』と呼ばれる。
『地点探知』なんて初めて聞いたぞ。第一章でそんな話してなかったし、後付け設定じゃないか?という噂もあるが詳細は不明である。
『獣化』
獣のようになる能力。身体能力が劇的に上がり、爪が伸びて刃物のように使えるようになるが、体が毛むくじゃらになり言葉が獣の唸り声のようなものしか上げられなくなる。
『二倍』
様々な値を二倍にできる能力。腕力や脚力、また直接的にスピードを二倍することなどによって肉弾戦に強くなれる他、投げた物のスピードを上げることによって遠距離からの攻撃もできる。
裏技として、自らの体を二倍にすることもできる。二体になった能力者は、どちらも自律した思考を持つ。
その他の技もあるらしいが不明。
『未来』
未来を見ることができる能力。しかし、一日先だとかそんな先のことは見ることができないので、基本的に戦闘でしか役に立たない。どれくらい先まで見れるかは調節が可能。先を見ようとすればするだけ、魔力の消費があがる。
ちなみに見える未来は、能力者自身を除いた能力者周辺の全現象である。自身の姿が見れないのは、未来を見ることによって行動を変化させることができる自身が、予知する上で不安定な存在であるから。
第五章で彰がそれだけの能力じゃないはずだ、と思っているが詳細は不明。
『交換』
物体と物体の位置を交換できる能力。人、物の種類を問わない。人同士も物同士も位置交換できるし、人と物で位置交換もできる。
物体を入れ替えることのできる範囲は約一万キロメートル。『空間跳躍』と同じで、二回使えば地球の裏側まで行ける。
それでいて魔力の消費は、自然回復を含めても一日十数回しか使えない『空間跳躍』よりもかなり少ない。
それだったらどう考えても『空間跳躍』より『交換』の方が強いじゃないかと思うかもしれないが、『交換』には発動するために条件がある。
条件に関しては不明。




