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異能力者がいる世界  作者: 雷田矛平
五章 夏祭り、後の祭り
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おまけ

 第五章IF展開です。本編には全く関わり無い+内容も無いので、頭空っぽにして読んでください。

<もし高野彰が二周目だったら>


サーシャ「キャーーーー! 誰か助けてくだサイ!!!!」


雷沢「女性の悲鳴……?」


火野「何か事件でもあったんか!?」


彰「ああ、そろそろだと思った。……あれは気にしなくていい。さっさと恵梨たちと合流するぞ」


火野「え? ……え?」


雷沢(悲鳴を聞いて無視とは、彰くんらしくないな)


サーシャ(監視から連絡……何? 高野たちが素通りだと! ちっ、また悲鳴を上げないと!)


サーシャ「早く来てくれないと、殺されてしまいマス!!!!!」


火野「ああ言ってるけど、助けなくていいのか?」


彰「だから気にするなって言ってるだろ」


サーシャ(これでも無視だと……! ……こうなったら最後の手段!)


サーシャ「敵に囲まれているんです!! けど無能力者デスから、能力者なら簡単に蹴散らせマスよ!!!!」


火野「ほら、ああ言ってるんやし、俺たち能力者なんやから」


雷「いや、どう考えてもこれは罠だろう」


彰「そういうこと。じゃあ行くぞ」


 ……………………。


サーシャ(高野たちが素通りだと……! 理解できない……)


サーシャ「だが、この理解できない状況が……イイ!!」







<もし本俊ベンシュンがすごいけどアホだったら>


李「『未来(フューチャー)』発動。時間支配(タイムドミネイト)、0(ゼロ)to100(ハンドレット)!」


彰「な、何…………!」


彰(今まで0.5秒先くらいしか見れなかったのが……百秒先まで見れるだと……!)


李「ハッハッハ! 見える、見えるぞ……!」


李(この後、破れかぶれになったガキが突っ込んできて、それを避けて反撃しようとしたところで、もう一方のガキがナイフを投げてくるが、それを体をひねってかわしたところでまた斬りかかってきて、だがそれを読んでた俺はかわしながら足を狙い起動力を削いで…………それが十四手先に生きてきて…………三十五手目で一方のガキがやられ…………四十七手目の蹴りがもう一方のガキの鳩尾に入りダウン。それで俺の勝ちが決まr)


 パコン!!


 ……………………。


火野「何か動きが止まったから殴ったんやけど…………さっきまで苦労してたのが嘘みたいや」


彰「負けたくせに、妙に勝ち誇った顔してるのがうぜえ」







<もし雷沢がアレを使おうとしたら>


雷「だから、あなたは僕に捕まるのだと言ってるでしょう!」


 サーシャの言葉を意に介さずに、雷沢は先手必勝と……


 ポケットからゲームセンターのコインを取り出して、指で上に弾いた。


雷「超電磁(レール)……」


サーシャ「り、『交換(リプレイス)』!!」


 シュン!!


サーシャ「ふう…………危なかった。あれ以上言わせたらどうなったことか……」 



 少し時間進んで、皆集まって雷沢が今回の騒動の話をしている場面。



雷「そういうわけでサーシャを捕まえるために、僕はゲームセンターのコインを取り出し超電磁(レール)……」


恵梨「それ以上言っちゃ駄目です!」


彰「ん? 何でだ?」


恵梨「上から何を言われるか分からないからです!」


彰「上ってどこだよ、上って。…………けど、ゲームセンターのコインってことは金属ってことだろ。……雷沢さんの電気を操る能力から考えると、レールガンで攻撃しようとしていたんじゃないのか? それのどこが悪いんだよ?」


恵梨「レールガンなら良いんです。けど、超電磁(レール)……おっと、まあそれは駄目なんです」


彰(何が違うのか分からん) ←サブカルチャーに疎い彰。


雷「失礼だな。僕は単純に攻撃力の面を考えてレールガンを使おうとしていただけであり、決して何かの作品をパクったわけでは無い」


恵梨「だったら何でゲームセンターのコインってピンポイントで狙った物を使っているんですか!?」


雷「持ち運びやすいから……という言い訳は通用しなさそうだな。……だったら今度からは釘を使おう」


恵梨「だ・か・ら、それも番外さんの技ですから駄目です!」


雷「バレてたか……それにしても恵梨くんもよく知ってるな」


彰(この二人は結局何を話してるんだろうか?)

 これからもネタが思いついたら、章の最後に入れたいと思います。

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