表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
アーティファクト・ギア  作者: 天道
第7章 千年京都編
89/172

第77話 迫り来る陰陽師

修学旅行二日目、今回からバトル勃発です。

修学旅行二日目。

今日こそは何のトラブルも無く、みんなで一緒に旅行を楽しみたいと願うだけだった。

最初の目的地は明日奈委員長の希望で、旅館のすぐ近くにある嵐山のお寺の『天龍寺』だ。

天龍寺は庭園がとにかく素晴らしく、嵐山を借景にした池泉を周りながらその庭園を楽しむ。

彩りの草木が鮮やかに庭園を描き、見る者を魅了していく。

「うーん、最高ですな〜!これぞ、日本の心!」

庭園の風景を眺めながら明日奈委員長は腕を伸ばして気持ちをリフレッシュさせている。

「天音、お茶飲む?」

「ん、飲む」

「ああ、このままのんびり過ごしたいなー」

「うん……静かでいい気持ち……」

「このままお昼のも良いかもしれませんでござるな〜」

「そうですね〜。ござでも用意しますか?」

俺達はのんびりムードでほのぼのとしていた。

『ピィー……』

『『『ばうっ……』』』

『うぅー……眠いぞー……』

白蓮と黒蓮は俺の膝の上でのんびりと昼寝をしていて、銀羅はうとうとしていた。

『これ、やばくね?』

『うむ。このままだとこの後にも支障が……』

「恐るべし、日本の和み……」

『『『がうっ……』』』

のんびりムードから逃れている異国勢はこの異様な光景に変な危機感を持っていた。

すると、天龍寺の奥にある法堂から何かの音が響き渡った。

ドタバタ!ガッシャーン!!

それは何かが暴れるような音で、気になった俺達は法堂に駆け寄った。

「うわっ、や、止めるんだ!!」

「大人しくするんだ、『雲龍』よ!!」

法堂から複数の人の声がした瞬間、何かが飛び出して空へ飛んでいった。

それは雲を纏った龍だった。

その龍を見た瞬間、明日奈委員長は目を大きく開けて叫んだ。

「も、も、もしかしてあれは雲龍図に宿る精霊!?」

天龍寺の法堂の天井には大きな龍の絵である『雲龍図』が描かれている。

その龍の絵には実は龍の形をした精霊が宿っているのだ。

つまり、その龍な精霊が逃げ出してしまったと言うことだ。

「捕まえなくちゃ!」

明日奈委員長は自分の首にかけてあるペンダントを取り出した。

それは西洋魔術でよく使われる星の形をした『ペンタクル』のペンダントだった。

「“ソロモンズブック”、起動!!」

ペンダントが輝くと明日奈委員長の手に鎖で厳重に巻かれた大きな魔導書が現れる。

「ロック、解除!」

魔導書に巻かれた鎖が解除され、中身を開いくと明日奈委員長の足元に魔法陣が現れる。

あの魔導書は明日奈委員長が四月に聖獣を召喚する時に現れたもので、ソロモン王の生まれ変わりである明日奈委員長にしか使えない代物である。

魔導書『ソロモンズブック』にはソロモン王が従えたソロモン72柱を呼び出す能力が秘められている。

「来たれ、ソロモンナンバーズ8!“バルバトス”!!」

魔導書からもう一つの魔法陣が現れ、中から緑色の帽子を被り、弓矢を持った狩人が現れる。

バルバトスはソロモン72柱の序列第8位の悪魔でかの有名な狩人『ロビンフッド』の化身と言われている。

「バルバトス、お願い!あの龍を捕まえて!」

『任せろ……』

バルバトスは弓を構えると、長い紐が付いた矢を添え、雲龍に向けて放った。

綺麗な弧を描くように飛ぶ矢は雲龍の上を通過すると、紐が雲龍の体に巻かれ、矢が重りとなってそのまま紐が絡みついていく。

『よし!捕らえた!』

『手伝うぜ、狩人!!』

『力仕事ならお任せあれだ!!』

怪力を持つ悟空とトールが手伝い、一緒に雲龍を引っ張った。

捕まえた雲龍はジタバタと暴れながら逃げようとする。

聞くところによるとこの雲龍は雲龍図に閉じこめられていて、我慢できずに法堂から逃げたし、空を自由に飛びたかったそうだ。

確かにずっと絵に閉じこもってしまうのは辛いことなので、その後は天龍寺の管理者と話し合い、雲龍が好きな時に自由に飛べるよう時間を設けるそうだ。

そして、雲龍を捕まえたバルバトスに明日奈委員長は感謝した。

「ありがとう、バルバトス」

『またいつでも呼べ。お前は我々の王なんだからな』

「うん!」

そう言い残すとバルバトスの姿が消えてしまう。

明日奈委員長はソロモンズブックをペンダントの姿に戻すとまた首にかける。

「さあ、行きましょうか!」

天龍寺の庭園を楽しんだ後は次の目的地に向かう。



次に訪れたのは恭弥が希望した金閣寺だった。

金閣寺は言わずもがな壮大な庭園の中に建てられた金箔の舎利殿『金閣』が有名だ。

「金閣寺……一度来たかったんだよな!」

「うん、綺麗なお家だね……」

恭弥は金閣と対面して既にテンションが盛り上がっており、雷花さんも相槌をする。

大昔のとある偉い人が極楽浄土を金閣を中心に現したと言われているこの金閣寺は短い時でも住んでみたいと思わせる。

『すっげー、本当に金ピカだぜ!しかし凄い芸が細かいな……』

『ほぅ、あの輝きは紛れもない本物だな。わはり日本人の作るものは風情があって面白い!!』

中国の悟空と北欧のトールはこの修学旅行を通じて日本人が造る建築物に興味を抱いて感心していた。

やっぱり自分の住んでいる場所と全く違う文化を学ぶことは面白く、修学旅行の一応の目的が達成されている。

「金閣……ちょっくら中にお邪魔してきます!!」

「サクラ君、止めなさいっ!そんな事をしたら絶対にダメェッ!」

そして半分日本人の血が混ざっているサクラは京都に取り憑かれたかのように暴走し、それを全力で阻止する明日奈委員長……何というか暴走する子供を止めるお母さんかお姉さんのように見えてしまった。

「天音、そこでお茶とお菓子をいただけるからみんなで一休みしようよ〜」

金閣を眺めながら一休みできる茶屋で刹那と麗奈が既に俺達分の席を確保しており、千歳が一休みしようと提案する。

そろそろ小腹も空いてきたし、この辺で一休みするのも良いかもしれない。

「そうだな。おーい、みんな〜!茶屋で一休みしようぜ!」

『キュピィー!』

『『『がう!』』』

『千歳、私も団子が食べたいぞ!』

甘いもの好きな白蓮達は茶屋の団子を食べたいとお願いしてきた。

そんなみんなの為に茶屋名物の金箔が乗った特製団子を注文してあげた。

金箔が乗っていると言う高級感が溢れる団子に白蓮達は目を輝かせ、満足気に団子を食べるのだった。

茶屋で一休みをした後は金閣寺の広い庭園を楽しみながら周り、修学旅行二日目のメインイベントである次の目的地に向かう。

しかし、そのメインイベントは俺にとっては史上最悪なイベントが待ち構えているのだった。

隙をすぐにでも見て逃げようと思ったが、ニコニコ顔の千歳に腕を抱きつくと言う名の拘束をされ、逃げることは叶わなかった……。



修学旅行二日目のメインイベント。

それは1年A&B組のみんなの希望により実現した特別なイベントだった。

その舞台となるのは京都のテーマパークである、江戸時代の風景を再現した『京都シネマランド』だ。

このシネマランドでは時代劇の舞台となっており、来館者が江戸時代に楽しむように迷い込んでいるのだが俺は……。




「さあ……私達の『天音姫』。参りましょうか♪」

「はい……」




豪勢な着物を着た日本のお姫様の格好をさせられてしまった。

髪を綺麗に束ね、簪を差して顔にはほんのりと化粧……見た目は時代劇に出てくるお姫様そのものだった。

どうして俺がお姫様の姿になったのかというと、全ての事の始まりは修学旅行の行く先を決める時だった。

A&B組混合の班を決めた後、千歳や恭弥達冒険部の以外のクラスのみんなが俺にシネマランドで是非着物を着て欲しいと頼み込んできた。

最初は当然俺はイヤだと拒否をして断ったが、どうしてもと全員で土下座をしてお願いしてくるのだから断れなくなり、仕方なく了承してしまった。

そして、シネマランドに到着するなりみんなに無理やりお姫様に扮装出来る施設に連れ去られ、そこでメイク、結髪、着付けまで一流のスタッフが丁寧にやってくれてみんなが見たがっていた念願の『天音姫』が完成してしまった……。

ちなみにこの扮装は一万ぐらいのお金が掛かるのだが、俺のお姫様姿を見たいみんながお小遣いを出し合ったらしい。

スタッフの人達も久しぶりに良い素材をお姫様に加工出来て満足したと嬉しそうだった。

ついでに千歳もお姫様の格好に扮装し、俺と一緒にみんなの前に出て御披露目する。

そして……。




『『『キャアアアアアアアアアアアーーーッ!!!』』』

『『『天音姫、キターーーッ!!!』』』

『『『イヤッホォオオオオオオオオーーーッ!!!』』』




こんな感じでみんなに大喜びされてしまった。

複雑な気分だったが取りあえず笑顔を作って軽く手を振った。

するとみんなは携帯電話、デジタルカメラ、そしておそらく高級だと思われる一眼レフカメラを取り出して激写し始めた。

まるでどっかのアイドルを撮影しているみたいで取りあえずみんなの期待に応えるようにお姫様らしいポーズをしてみた。

ポーズ一つでさらに喜んでくれて、激写をし続ける。

まあ、今だけは我慢しようか……。

これぐらいのサービスをしてあげるかと自分に言い聞かせた。

『ピィー♪』

『『『がうっ♪』』』

『うーむ、本当に姫みたいだな……』

白蓮と黒蓮は気に入っていたが、銀羅は少し唖然としていた。




この時、既に二つの勢力が動き始めていた。




そして、戦いの引き金は引かれようとしていた。



一つは同じシネマランド内におり、二人の男女の学生がそれぞれ小さな二人の少年少女と手を繋いで歩いていた。

「いやー、やっぱりシネマランドは楽しいですね〜」

そう楽しそうな声を上げるのは新選組一番隊組長の沖田総詞で、その手には小さな少女の手が握られていた。

その少女は右腕が不思議な文字が描かれている包帯を巻き、体にはゆったりとした浴衣のような衣類を着用していた。

「“刀華(とうか)”、楽しいですか〜?」

刀華と呼ばれた少女は満面の笑みで総詞に答える。

「うん!おねえちゃんとおにいちゃんたちといっしょにあそべてうれしい!」

無邪気な笑みではしゃぐ刀華に総詞はギュッと抱きしめて頬擦りをした。

一方その隣にいる右目の瞼を縦に大きな傷を持つ目つきの鋭い男は同じく手を握っている少年に聞く。

「……“輝刃(きば)”、お前はどうだ?」

輝刃と呼ばれた少年も左腕に同様の包帯が巻かれ、同じく浴衣のようなものを着用していた。

「うん。一士(はじめ)兄達とのお出かけは楽しいよ」

「そうか……」

少年の答えに一士は小さな笑みを浮かべて少年の頭を撫でる。

この男は総詞と同じ新選組の隊士で、名前は『斎藤一士(さいとうはじめ)』。

新選組三番隊組長で、その剣の実力は新選組でも一、二を争うほどの腕だ。

今日は総詞と一士の二人で休暇を取り、新選組で預かっている輝刃と刀華の兄妹を連れてシネマランドに遊びに来たのだ。

「それにしても、今日はやけに騒がしいな……」

「何かとっても綺麗な人が来ているみたいですよ〜」

「行ってみるか?」

「はい。じゃあ、行きましょう!」

「「うん!」」

四人は話題の人物の元へ足を運んだ。



そして、もう一つの勢力は陰陽道の十二の神を従えている現代の陰陽師の少女――『安倍晴香』だった。

「この先に“九尾の妖弧”がいるの?」

『はい、間違いありません』

晴香の背後に十二天将の長である美しき天女・天一が姿を現す。

「そう……」

『ですが、その周りには関東から来た天聖学園の生徒達が多くいます』

「関係ないわ。私はこの京都を守る。そのためなら……」

晴香は巫女服の裾から数枚のカードを取り出す。

それは裏に陰陽道の文様が描かれた晴香の霊力が込められたカードで、表には『縛』や『煙』などの様々な文字が描かれていた。

「誰を敵に回しても構わない……行くわよ、十二天将!」

『はい!』

天一に続き、それぞれが全く異なる姿と力を持つ残り十一の天将が姿を現す。

そして、京都を危機に陥れると言われる『九尾の妖弧』を捕まえに向かう。



「あのさ、いつまでこの格好をしていればいいの?」

「さぁ?この着物のレンタル時間の一時間ぐらいかなー?」

「マジですか……」

千歳と一緒に着物を着ていて、最低でも後50分はこのままと言うわけか……。

「諦めなさいな、天音姫♪」

「はいはい、千歳姫……」

もうこの10分かんで俺の心はボロボロだよ……クラスのみんなに写真を数百枚単位で撮られるわ、他の観光客にも見られるわで最悪だった。

「天音、大丈夫ー?」

「今、凄く身も心も癒されたいよ……」

そう言うと千歳は俺の耳元で他のみんなに聞こえないように優しく囁いた。

「じゃあ……今夜癒してあげるからね♪」

「……体は大丈夫なのかよ?」

「大丈夫。まだまだいけるわよ。天音の為ならね♪」

「……ありがとう」

千歳と夜の秘密の約束を交わし、このままお姫様の扮装を引き続き頑張ることにする。

今ならこの嫌いな女装も頑張れる気がする。

『千歳、旦那。私も素敵な着物を着たいぞ!』

銀羅は九本の尻尾を大きく振りながら着物を着たいと言ってきた。

「じゃあ、擬人化して銀羅も着る?」

『うん!着るぞ着るぞ!』

銀羅は擬人化で人間に変身して俺と千歳と同じように着物を着ようとした。




「――縛!!!」




その時、光の鎖が現れて銀羅の体を縛った。

『な、何だ!?』

「銀羅!?」

銀羅の体を縛る光の鎖から霊力が感じられる……誰があんな鎖を作ったんだ!?

「見つけたぞ、九尾の妖弧……!」

その声の主は街の奥から聞こえ、それは巫女装束を着た不思議な雰囲気を漂わせる少女だった。

「あなた、銀羅に何をするの!?」

「私は……その九尾の妖弧を滅するためにここに来た」

少女の目的に驚く俺達。銀羅の契約者である千歳は怒りを露わにして少女に突っかかる。

「なっ!?ふざけないで!銀羅は私の――」

「お前とこれ以上話をするつもりはない……煙!!」

少女は不思議な文様が描かれたカードを地面に投げ飛ばすと、そこから煙幕が溢れて視界を遮る。

『な、何をする!離せ!!』

「銀羅ぁっ!!」

煙で何も見えない中、俺は目を凝らして僅かに見えたものは……。

「っ!?千歳!銀羅!!」

割れた空間に引きずり込まれていく銀羅と、その銀羅を縛る鎖に掴まって一緒に行った千歳の姿だった。

やがて煙が消えると後には二人の姿が見えず、謎の少女の姿も無かった。

「千歳!!銀羅!!どこだ!どこにいるんだ!!」

「天音、二人はどこかの空間に閉じ込められている!!」

「何だって!?」

原罪の邪眼を発動させたサクラが空間を見渡しながらそう言った。

「空間が乱れている……一度開いた空間の亀裂を切り裂けば……」

「それなら私に任せて!ソロモンナンバーズ55!“オロバス”!!」

ソロモンズブックを起動させた明日奈委員長は魔法陣から馬の悪魔を召喚した……。



私と銀羅が連れ去られたのは何もない不思議な空間だった。

銀羅を追ってこの空間に入るなり鎖で縛られ、身動きがとれなくなっていた。

この空間にはさっきの無礼な女の子と十二人の……契約聖獣かな?

とにかく人間じゃない人達がそこにいた。

「全く、余計な人が入ったわね」

「あなた……銀羅をどうするつもり!?」

「……九尾の妖弧は古来より多くの人々を陥れ、苦しませていた」

女の子は一枚のカードを取り出すと、それが一瞬で剣の形となった。

「占いではこの京都を滅ぼそうとしている九尾の妖弧がいると出ていた」

「それが銀羅だって言うの……?ふざけないで!銀羅は絶対にそんな事はしない!!」

「それはどうかな?妖怪は邪悪な力を持つが故に心も邪悪に染まる……いずれこの九尾の妖弧も……」

『おい、貴様……』

縛られている銀羅は顔だけを女の子に向けてギラリと鋭い眼光で睨みつけた。

それは初めて出会った時と同じ人間を憎んでる瞳だった。

『陰陽師よ……千歳に傷を一つ付けて見ろ。その細い首を噛み砕いて、貴様を殺すぞ!!!』

牙を噛み合わせながらギリギリと擦らせ、今にも女の子の首を噛み砕こうとする勢いだった。

「私を殺すか……それならまず最初にお前を消すよ」

女の子は剣を振り上げて銀羅の首へ振り下ろした。

「止めて……止めてぇえええええええええええええええーーーっ!!!」

私は叫んだ。

ここにはいない私の一番大切な人に助けを求めるように叫んだ。

お願い……銀羅を、銀羅を助けて!!!




「――蓮宮流剣術奥義、鳳凰光翼剣!!!」




その時、光の翼が空間を切り裂いて、光の羽根がヒラヒラと舞い落ちる。

そして、私の目の前に一人の少年が舞い降りた。

「待たせたな、千歳」

「天、音……」

それは鳳凰武神装を身に纏った天音だった。

「空間を切り裂いて私の異空間に殴り込んできた!?お前、何者だ!?」

天音の登場に驚く女の子に対し、天音は鳳凰剣零式の切っ先を女の子に向けて名乗る。

「蓮宮十三代目当主、蓮宮天音。俺の大切な家族を奪い返しに来た!!!」




.

天音VS晴香、楽しみにしてください。


十二天将の戦いも見ものですよ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ